独身の方がマンションを購入する理由は?きっかけやメリットを解説
マンションを購入するのはファミリー層が中心と思われやすいですが、なかには独身で購入する方もいらっしゃいます。
独身でマンションを購入する方は、どういった理由やきっかけで購入に至るのでしょうか。
そこで今回は、メリットについても触れていますので、気になる方はご参考になさってください。
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独身でのマンション購入が増えている理由
マンションを購入する独身の方が増えている理由は何なのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
単身世帯が増えている
近年では、単身世帯が増加していると言われています。
1985年は生涯未婚率が5%未満でしたが、現在は徐々に上昇しており、今後は男性がおよそ30%、女性はおよそ20%になると予測されています。
未婚率の上昇による単身世帯の増加は、マンション購入にも大きな影響をもたらしているのです。
婚姻件数が増えている近年では、単身の状態で物件を買う方が増えています。
実際に独身の方の持ち家率は、男女ともに50%以上に上昇しています。
現在は女性も社会進出できる時代になっており、男性の平均年収よりも稼いでいる方は少なくありません。
こうした背景事情が絡んでいるため、単身世帯によるマンション購入が増えていると考えられます。
住み替えや売却を考えている方も
なかには「現在未婚でも、今後結婚した際に住み替えや売却をしたい」と考えたうえで購入に踏み切っている方もいらっしゃいます。
住み替え・売却をするといった考え方は、生活スタイルの変化に対して柔軟であると言えるでしょう。
もし、結婚した場合は住み替えや売却、未婚のままであればそのまま住み続けるなど、状況に応じて計画を立てられます。
ローンの支払いが残っていたとしても、ある程度資産価値があればオーバーローンになる心配もありません。
高齢になったときを考えている方が多い
基本的に高齢になると賃貸物件を借りづらい傾向があります。
高齢になると賃金ではなく年金が主な収入となるため、十分な支払い能力がないとみなされてしまう恐れがあるのです。
実際に保証会社は、高齢者による申し込みに難色を示すケースが多く、結果的に入居審査のハードルが高くなっています。
また、大家さんにとっても、高齢者との契約はあまり良い印象がありません。
高齢で独身の場合、部屋で孤独死してしまう可能性があるからです。
実際に部屋で孤独死していたケースは、ニュースで度々取り上げられています。
孤独死すると部屋の原状回復に苦労する事態となり、心理的瑕疵がある物件として扱わなくてはなりません。
物件を買うのが難しくなる前に、早くマンションを購入しようとする層は増えています。
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独身でマンション購入を考えるきっかけ
独身の方がマンション購入を考えるのは、どのような事柄がきっかけなのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
家賃の支払いが勿体ないと感じた
独身で物件を買うきっかけとして、家賃を支払うのが勿体ないと感じたケースは多いです。
家賃は賃貸物件に入居している場合、毎月支払うものです。
また、家賃だけではなく管理費や契約更新料なども必要であり、「思っていたよりもお金がかかる」と感じる方もいるでしょう。
場合によっては大家さんの都合で家賃が上がる場合もあるため、月々の支払いが勿体なく思えてしまうのも仕方がないかもしれません。
マンションを購入した場合のコストと、賃貸物件で家賃を支払い続けた場合のコストを比較すると、意外にもあまり差がありません。
むしろ、物件によっては、借りるよりも買ったほうが安く済む場合もあります。
そのため、金銭的に余裕がある現役世代のうちに、物件を買いたいと考える方が増えています。
資産形成がしたいと考えた
賃貸物件の場合、どれだけ家賃を支払ったとしても、その部屋は大家さんが所有する不動産です。
しかし、物件を買う場合は、ローンの支払いが必要になるものの、自分の所有資産となります。
資産形成ができる方法なので、自分だけの不動産がほしいと考えている方に人気です。
結婚をしたり転勤になったりなど、さまざまな事情に合わせて売却も検討できるため、資産形成したほうが自由度が高いでしょう。
昇給・昇格で決心した
昇給・昇格などの機会があり、購入を決心した方も多いです。
働いていると実績を評価されて、昇給・昇格などで収入が上がる場合があります。
こうしたタイミングは、これまでよりも収入状況が安定するため、新生活のスタートに持ってこいのタイミングといえるでしょう。
もちろん昇給・昇格があったからといって急激に収入が増えるケースは少ないですが、コツコツと預貯金を貯めていき、生活が安定したタイミングを狙って購入するのは理想的と考えられます。
また、月々の貯金ではなく、ボーナスを利用する方も少なくありません。
物件を買う場合は初期費用がかかるため、これをボーナスで支払います。
また、ローンの支払いは毎月の収入をやりくりしながらコツコツ支払う方法にすれば、無理なく物件を買えるでしょう。
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独身でマンションを購入するメリット
そもそも独身でマンションを購入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
賃料を払わなくてよい
物件を買ってしまえば、賃料を払わなくてよいというメリットがあります。
最初はローンの支払いが必要ですが、定年までに完済した場合は、老後に支払わずに済みます。
シニアになると収入が低くなるため、少しでも費用負担を抑えたいものです。
しかし、賃貸物件で生活している場合は、住み続けている限り家賃を支払わなくてはなりません。
年金生活を続けながら家賃を支払うのは、ストレスになると考えられるでしょう。
しかし、現役世代のうちにローンの支払いを済ませてしまえば、こうした心配もありません。
注意したいのが、分譲マンションの場合は管理費や修繕積立金などのコストがかかる点です。
ローンの支払いが終了していても、これらの支払いは必要となります。
生命保険代わりになる
生命保険代わりになるのも、メリットの一つです。
住宅ローンを組んで物件を買う場合、団体信用生命保険への強制加入となるのが一般的です。
団体信用生命保険は「団信」と呼ばれており、ローンを利用している方が亡くなった場合、残債を返済してくれる仕組みが構築されています。
そのため、残された家族にローンの残債を返済する義務はありません。
しかも同居している家族は、そのまま物件で生活を続けられます。
そのため、団信は生命保険代わりになると言われているのです。
両親はもちろん、将来的に結婚した場合を考えると、家族にとっての安心要素となります。
理想の住まいで生活できる
自分好みにリノベーションできる利点があるため、憧れていた理想の住まいを再現できます。
壁紙を張り替えたり、思い切って間取りを変更したりなど、自由に工事が可能です。
賃貸物件の場合は勝手に内装を変えられませんが、物件を買っている場合は別です。
どのような見た目にしてもペナルティがなく、リノベーションによって夢の暮らしを形にできます。
注意したいのが、物件によっては工事の内容が規約で制限されている場合がある点です。
もしリノベーションを前提に考えている場合は、物件が工事可能かをチェックしておきましょう。
とくに規約がない場合は、自由にリノベーションをしても問題ありません。
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まとめ
独身の方は、「老後に備えたい」「賃料が勿体ない」などの理由でマンションを購入しています。
きっかけはそれぞれですが、単身世帯が増加傾向にあるため、今後も独身で物件を買う方は増えていくでしょう。
ファミリー層に限らず、独身にもおすすめの不動産です。
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