駅遠マンションとは?購入するメリットや資産価値について解説!
物件情報を調べていると「駅遠マンション」を見かけることもあるかと思いますが、どのような特徴のある建物なのか知らない方は少なくないでしょう。
駅近マンションであれば、「駅までの距離が短く利便性が高い」などのメリットをイメージしやすいかと思いますが、駅遠マンションにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
そこで今回は、駅遠マンションの概要や購入するメリットに加えて、その資産価値についても解説していきます。
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駅遠マンションとは
そもそも駅遠マンションとはどのようなものなのか、以下で見ていきましょう。
駅から遠い物件
駅遠マンションとは、その名のとおり駅から遠い距離の物件を指します。
駅からの距離が遠く感じるかは、人によって異なるでしょう。
そのため、どこからが駅遠とされるのか、明確な定義は決まっていません。
ただし、一般的には物件情報で徒歩20~30分以上離れている場合に、駅遠物件とされます。
距離で考えると、徒歩10分でおよそ1㎞のため、20~30分の場合は2~3㎞の距離があると考えられるでしょう。
駅からの距離は重要視される
基本的に駅からの距離は、物件選びの際に重要視されるポイントです。
なぜなら、駅からの距離が離れていると、通勤・通学などに影響をもたらすからです。
公共交通機関を利用する場合、毎回駅まで移動することが必須となります。
そのため、駅からの距離が遠いと、通勤・通学に時間がかかってしまうのです。
仮に駅まで徒歩30分かかる場合、往復で1時間も消費するため、負担に感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。
とくに都心部の場合、免許を持たずバスや電車を使って生活することを前提としている方が少なくないです。
交通アクセスの利便性をチェックするためにも、駅からの距離はほとんどの方が気にする要素といえるでしょう。
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駅遠マンションを購入するメリット
先述したように、駅からの距離はマンションを購入するうえで大切なポイントです。
購入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
購入価格を抑えられる
駅遠マンションは一般的に、購入価格を抑えられる傾向があります。
これは、駅から近い物件のほうが需要が高いためです。
駅から離れている物件は、基本的に人気が低いため、あまり需要がありません。
そのため、売主は物件を売却する目的で、相場よりも低い販売価格を設定します。
駅からの距離が離れているマイナスポイントを、価格を下げて補おうとしているのです。
実際に物件情報を調べてみると、周辺エリアにある集合住宅よりも、割安な価格設定にされている物件は少なくないです。
また、あくまでも物件のマイナスポイントは駅からの距離だけで、住環境が整っている場合もあります。
たとえば、ウォークインクローゼットや食器洗浄乾燥機付きの物件など、魅力的な設備が整った物件も少なくありません。
こうした設備が整っている物件が、通常よりも安い金額で購入できるかもしれません。
予算が少ないものの、住環境に妥協したくない場合、駅遠マンションは好条件と考えられるでしょう。
不便を解消できる場合も
駅から遠いと、通勤・通学に不便そうだと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、物件がある場所によっては、マイナスポイントによる影響を受けずに生活できます。
たとえば、近くにバス停がある場合は、バスに乗って目的地の近くまで移動できるでしょう。
そのまま駅まで運行するバスに乗車できる場合もあるため、必ずしも駅近物件を選ばなくてはならないわけではありません。
通勤・通学時間にも悪影響がなく、日常生活の負担になる心配はないでしょう。
また、車がある場合は、駅からの距離を気にせずに済みます。
運転して通勤するのが前提の場合は、むしろ駅から離れている物件を選んだほうが快適に過ごせる可能性もあります。
駅から遠いと、駅周辺のにぎやかさや車の走行音が気にならない傾向があるためです。
なかでも住宅街にある物件は、周辺環境が静かで、のんびりとした生活がしたい方に向いています。
住環境が整っている
多くの駅遠マンションは、駅近物件よりも駐車場のスペースが広い傾向にあります。
ゆったりとしたスペースが確保されているため、安心して利用できるのが魅力です。
物件の購入価格だけではなく、駐車場の使用量も安く設定されている傾向にあるため、駅近よりも費用負担が少なく済みます。
また、駅から離れていると緑が豊かで、美しい景観に恵まれている場合もあります。
しかも、住宅街の場合は穏やかな街並みが広がっているため、ゆったり生活したい方に最適でしょう。
繁華街が多い駅周辺では、若年層が集まって騒いでいたり、飲み屋街で酔っ払いが歩いていたりなど、さまざまな危険があります。
しかし、駅から遠いとこれらの要素に出くわす心配がないです。
治安の良い住環境を求める方におすすめです。
デメリットも
デメリットとして、バスを利用する場合は電車よりも時間が限られている点です。
とくに夜間の場合、ほとんどのバスは運行していないため、帰りが遅くなる場合は別の交通手段を考えなくてはなりません。
また、住宅街は静かな一方で、場合によっては人通りが少なく、夜道がかえって怖いと感じる方もいらっしゃいます。
周辺に飲食店や商業施設も少ない傾向があるため、娯楽を楽しみたい場合は移動しなくてはなりません。
さらに、自転車や徒歩で移動する場合は、天気の影響に左右されやすいです。
メリット・デメリットがそれぞれあるものの、駅から遠い物件は決してマイナスポイントばかりではありません。
駅近物件にはない魅力的なポイントも数多くあると分かります。
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駅遠マンションの資産価値
駅遠マンションはさまざまなメリットがありますが、資産価値はどのようになっているのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
管理が行き届いている物件は資産価値が高い
たとえ駅から離れていても、建物の管理が行き届いている物件は、資産価値が高くなる傾向があります。
管理が丁寧だと、住人が安心して生活できる環境が整えられているためです。
万が一トラブルがあっても、管理人がその都度丁寧に対応していると、安心して購入できます。
こうした特徴のある物件の場合、売却時もある程度の需要があると考えられるでしょう。
エリアによって需要が異なる
物件はエリアによって需要が異なります。
たとえば、駅から離れていても緑豊かで整備されているエリアは、市場価値が高くなる可能性が高いです。
また、駅周辺以外のエリアでも、再開発に力を入れている場合もあります。
こうした場所は、主にファミリー層を中心に人気があるため、市場価値が高いです。
近年では駅から遠く、静かに過ごせるエリアが人気を集めており、ニュースやSNSで取り上げられることも増えてきました。
子育てしやすいエリアとして、駅から距離がある田舎がピックアップされていることもあるため、今後も需要は高くなっていくと考えられるでしょう。
住環境が整っている物件も人気
駅から遠くても、住環境が整っている物件は市場価値が高いです。
たとえば、日当たりや風通しが良い物件は、世代問わず人気のある要素です。
駅近の場合は、建物が密集しているため、日当たりや風通しが悪い物件が多い傾向にあります。
駅から遠いと、充実した生活を送れる要素が整っているため、こうした特徴が当てはまる物件は人気が高いです。
万が一、購入後に売却をする場合でも、ある程度の需要があると考えられるでしょう。
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まとめ
駅遠マンションとは、物件の価格が安く住環境が整っているなど、さまざまなメリットがあります。
駅から遠いマイナスポイントがあるものの、物件の状況によっては資産価値が高いとみなされるため、決して悪い条件の物件ではないと考えていいでしょう。
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