購入向けコラム

物件購入後にリノベーションまでの流れは?施工の各段階を解説

物件購入後にリノベーションまでの流れは?施工の各段階を解説の画像

中古住宅購入後に、理想的なマイホームに生まれ変わらせるには、リノベーションするのがおすすめです。
しかし、初めての不動産購入とリノベーションだと、どのように作業を進めれば良いか不安を抱えやすくなります。
そこで今回は、中古住宅の購入後にリノベーションする流れとして、物件探しと購入・設計・施工各段階の内容を解説します。

リノベーションの流れ①物件探しと購入

リノベーションの流れ①物件探しと購入

中古住宅の購入後にリノベーションをお考えならば、物件探しの段階から流れをチェックしましょう。

リノベーションを前提に物件を探す

一般的に、不動産を購入する前には、さまざまな条件に優先順位をもうけて物件探しをおこないます。
具体的には、駅からの距離や買い物のしやすさといった立地条件、間取りや築年数といった不動産そのものの条件のなかで、優先順位を考えます。
ただし、リノベーションを前提とした物件を探すならば、どのようなリノベーションをおこなうかによって、求める条件に差があることがポイントです。
壁や柱を取り払い、間取りごとに変更する大規模なリノベーションを予定している場合、間取りや築年数にこだわる必要はありません。
まずは、購入を希望するエリアで信頼と実績のある不動産会社を探して、仲介のための媒介契約を結び、相談してみましょう。

希望に合う物件を探す

不動産会社と媒介契約を結んだ後は、不動産会社から希望条件に合う物件の紹介を待ちます。
もちろん、不動産会社が扱っている物件のなかに気になるものがあれば、紹介を依頼することも可能です。
購入を前向きに考えたい物件については、不動産会社に内見の申し込みをおこないます。
内見では、室内の状況を確認するとともに、周辺の雰囲気や住みやすさなどをチェックしてみてください。
一般的な物件探しにかかる期間は、3か月ほどとなります。

不動産売買契約

内見後に購入に進みたい不動産が見つかったら、不動産売買契約を結びます。
一般的には、不動産売買契約前に不動産買付証明書を売主に渡し、購入の意思を伝えるとともに、具体的な物件情報の提示を受けます。
また、住宅ローンを組んで不動産の購入をお考えの場合は、不動産売買契約を結ぶ前のタイミングで、金融機関への申し込みと事前審査を済ませましょう。
住宅ローンの事前審査にとおったら不動産売買契約を結びますが、あらかじめ買主との間で取り決めておいた手付金を準備しておくことがポイントです。

不動産売買契約後の流れ

不動産売買契約を結んだ後には、住宅ローンの本審査がおこなわれ、本審査を通過すれば融資が可能な状態になります。
購入する物件を決めてから、不動産売買契約を結ぶまでにかかる期間は1~2週間ほどで、住宅ローンの事前審査にかかる期間は1週間ほどです。
住宅ローンの本審査は、より厳格なチェックがおこなわれ、2週間ほどの期間がかかります。
住宅ローンの本審査通過後は、1か月ほどで物件引き渡しがおこなわれるのが一般的で、引き渡しのタイミングで手付金を除いた残金の決済と所有権の移転登記がおこなわれます。

▼この記事も読まれています
古民家リノベーションの魅力とは?かかる費用や補助金制度をご紹介

リノベーションの流れ②設計

リノベーションの流れ②設計

マイホームとしてリノベーションする不動産を購入したら、具体的なリノベーション内容について作業を進めます。
リノベーションは、設計・施工の2段階で進むので、まずは設計の流れをチェックしましょう。

施工会社を選ぶ

リノベーションのための施工会社選びでは、施工会社ごとに特徴を把握することがポイントです。
信頼と実績を持つ施工会社であることはもちろんのこと、自分と家族に合ったリノベーションプランを提案してくれることが大切です。
理想的なリノベーションをしてくれる施工会社が見つかったら、最初の打ち合わせで希望するリノベーション内容を伝えましょう。
この初回打ち合わせはヒアリングとよばれ、現在のライフスタイルだけでなく、将来的なライフスタイルの希望なども伝えることになります。
また、ヒアリングとともに購入した物件の現地調査がおこなわれ、希望するリノベーションが可能かを確認されます。

リノベーションプランの決定

リノベーションを請け負う施工会社は、ヒアリング内容に沿って、2~3パターンの提案をおこないます。
提案を受けたら具体的な内容を確認し、家事動線・家族に必要なスペースの確保・日当たりや眺めの良さなどを確認しましょう。
リノベーションプランは、初回の提案のなかから決定しなければならないものではなく、改善を希望する部分を伝えて内容を煮詰めていきます。
最終的なリノベーションプランが決定するまでにかかる期間は、初回のヒアリングから1~2か月ほどとなるのが一般的です。

見積もり・契約

最終的なリノベーションプランが決定したら、実際にいくらの予算が必要かについて、見積もりの作成を依頼します。
見積もり金額は、工事の内容や規模だけでなく、利用する材料のグレードなどによっても差が出ます。
不動産そのものの購入とは別に、リノベーションのための予算を考えておき、予算をオーバーする場合は材料のグレードを下げたり、優先度の低い工事は見送ったりするのがおすすめです。
見積もりで予算を調整し、施工会社と契約を結ぶまでの期間は、1週間~1か月ほどとなります。

▼この記事も読まれています
リノベーションでワークスペースを作るには?費用やポイントをご紹介

リノベーションの流れ③施工

リノベーションの流れ③施工

リノベーションのための設計が済んだら、実際に工事をおこなう施工の段階に入ります。
施工そのものは施工会社に任せることになりますが、施主としてやることがあるので、流れと作業内容について把握しておくと良いでしょう。

工事準備

施工会社との間で工事請負契約を結んだら、実際に工事を始める前に準備がおこなわれます。
この工事準備には1~3週間ほどが必要で、作業内容は許可や承認の取り付けなどです。
具体的には、一戸建てでリノベーションをおこなう場合、近隣へ工事について承認を得ます。
一般的には、施工会社が工事内容の説明と挨拶をおこないますが、リノベーションを依頼した施主が同行し、挨拶をおこなったほうが好印象を与えられます。
また、マンションでリノベーションをおこなうならば、マンションの管理組合に工事申請書を提出するのが一般的です。
マンションについても、工事の振動や騒音などで迷惑をかけることになるので、近隣への挨拶が欠かせません。

工事の開始から完了まで

実際にリノベーション工事が始まったら、施主としておこなうことは現地の確認と打ち合わせです。
机上での打ち合わせとは違い、現地の様子を見ながら具体的な塗装の色などを決めます。
工事の開始から完了までは、2~2.5か月ほどかかりますが、工事内容によっては期間に差があります。
工事期間が長くなる場合、作業をおこなっている職人さんへ差し入れをしたほうが良いか迷うことがありますが、基本的に差し入れは不要です。
事前連絡なく現場を訪れると危険があるだけでなく、作業の手を止めさせてしまうことから、差し入れをするならば、あらかじめ許可を得てスケジュールを決めると良いでしょう。

工事完了から引き渡しまで

リノベーション工事が完了した後は、希望内容どおりに工事がおこなわれたかをチェックします。
この工事後のチェックは、施主検査とよばれるもので、チェックリストを見ながら確認をおこないます。
この施主検査で不備などが発覚した場合は、是正のための工事をおこなうことがポイントです。
施主検査で問題がないならば、物件が引き渡され、入居が可能になります。
工事完了から施主検査と引き渡しまでにかかる期間は、1~2週間ほどです。

▼この記事も読まれています
ペットのためにマンションをリノベーション!事例や注意点を解説

まとめ

リノベーション全体の流れの第1段階には、条件に合う物件探しと購入があります。
第2段階の設計では、現地調査を経て見積もりを依頼し、希望どおりのリノベーションプランを決めます。
第3段階は施工から引き渡しとなりますが、最終的な施主検査では、工事内容に問題ないかをチェックしましょう。

大東建託リーシング

全国の不動産取引をサポートする中で、親身な対応と誠実な情報提供を大切にしています。
一人ひとりのお客様に寄り添い、安心してご相談いただける関係づくりを心がけています。

■強み
・全国47都道府県に対応する広範なネットワーク
・地域に精通した担当者による的確な提案とサポート

■事業
・戸建て、土地、マンション、投資用物件の売買
・不動産の売却 / 買取 / 査定に関する幅広いご相談


前の記事を読む 次の記事を読む

関連記事

借入金に税金はかかる?相続の債務控除についても解説の画像

買いたい

借入金に税金はかかる?相続の債務控除についても解説

「金融機関からの借り入れ金そのものに税金はかかってしまうのだろうか」と、不動産運用や資産形成の資金調達において疑問や不安をお持ちではありませんか。借り入れ金自体に税金が課されることはありませんが、税金の仕組みを正しく理解しないままでは、相続時の控除や減価償却による節税の機会を逃してしまう恐れがあります。本記事では、借り入れ金と税金の正しい関係性を整理し、相続税評価額を下げる債務控除の仕組みや、経費化できる減価償却を活用した節税ポイントについて解説します。借り入れ金にまつわる税務上のルールを正しく把握し、将来を見据えた効果的な税金対策をおこないたい方は、ぜひご参考になさってくださいね。▼ 物件情...

住宅ローンの返済負担率は?計算方法についても解説の画像

買いたい

住宅ローンの返済負担率は?計算方法についても解説

マイホームの購入に向けて住宅ローンの利用を検討するなかで、「自分はいくらまでなら安全に借りられるのだろうか」と、金額の目安がわからずにお悩みではありませんか。憧れのマイホームを手に入れても、毎月のローン返済に追われて生活が苦しくなってしまうリスクは絶対に避けたいところですよね。本記事では、無理のない借り入れ金額を判断するための大切な指標となる「返済負担率」の仕組みや計算方法、そして資金計画を立てる際の注意点について解説します。住宅ローンを利用して、将来にわたって安心できるマイホームの購入を検討している方は、ぜひご参考になさってくださいね。▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼いい部屋ネッ...

住宅ローン完済の平均年齢は?年代別の返済目安も解説の画像

買いたい

住宅ローン完済の平均年齢は?年代別の返済目安も解説

念願のマイホーム購入をご検討されるなかで、将来の住宅ローンは何歳までに完済すべきなのか、漠然とした不安をお抱えではありませんか。返済期間を安易に長く設定してしまうと、定年退職後も支払いが続き、大切な老後の生活資金を大きく圧迫するリスクを抱えることになります。本記事では、住宅ローン完済における平均年齢のリアルな実態を紐解き、リタイア前までに完済するための具体的な返済戦略や年代別シミュレーションについて解説します。ゆとりある老後を見据えた無理のない資金計画を立て、心から安心できるマイホーム購入を実現したい方は、ぜひご参考になさってくださいね。▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼いい部屋ネッ...

マンションの基礎の役割は?直接基礎や杭基礎についても解説の画像

買いたい

マンションの基礎の役割は?直接基礎や杭基礎についても解説

マンションの購入や売却を検討する際、建物の安全性を根本から左右する「基礎」の重要性について、どのような基準で確認すべきかお困りではありませんか。外からは見えにくい部分だからこそ、専門知識がないまま放置してしまうと、将来的な資産価値の下落や災害時の想定外のリスクを抱えることになりかねません。本記事では、マンションを支える重要な下部構造である「直接基礎」と「杭基礎」に焦点を当て、それぞれの種類や特徴、工法別のメリットについて解説します。ご自身やご家族が安心して暮らせる理想の住まいを見つけたい方、または大切な資産の売買を成功させたい方は、ぜひご参考になさってくださいね。▼ 物件情報が見たい方はこちら...