リフォーム済み中古マンションを購入するメリットは?デメリットも解説!

中古マンションを購入するとき、リフォーム済みの物件は魅力的な選択肢のひとつです。
すでに内装が整えられており、すぐに住める点は大きなメリットですが、デメリットや注意しておきたいポイントもあります。
そこで今回は、リフォーム済みの中古マンションを購入するメリットやデメリット、購入時に押さえておきたい注意点について解説します。
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リフォーム済みの中古マンションを購入するメリット
すでにリフォームがなされている中古マンションを購入すると、さまざまなメリットを得られます。
これらのメリットに魅力を感じるなら、リフォーム済みの中古マンションの購入を前向きに検討することをおすすめします。
まずは、リフォーム済みの中古マンションを購入するメリットを見ていきましょう。
メリット①リフォームの手間がかからない
中古マンションを購入して自分でリフォームをするケースでは、業者選びや設計の打ち合わせなどさまざまな手間がかかります。
しかし、リフォーム済み物件ならすでに工事が完了しているため、これらの作業をおこなう必要がありません。
また、リフォームのために数か月間住めないこともなく、契約後すぐに入居できる点も魅力です。
仕事やプライベートが忙しくて、リフォーム業者との打ち合わせに時間を割けない、引っ越しを急いでいる方には大きなメリットといえます。
メリット②内装が綺麗で快適に暮らせる
リフォーム済みの中古マンションは、壁紙や床材、キッチン、浴室などが新しくなっているため、見た目が綺麗で清潔感があります。
新築マンションのような快適な住環境を手に入れられるのは、リフォーム済みの中古マンションを購入する大きな魅力です。
また、最新の設備に交換されていることが多いため、古い設備特有の不便さを感じることもありません。
特に水回りのリフォームがされている物件は使い勝手が良く、生活の質の向上が期待できます。
メリット③新築マンションより購入価格を抑えられる
新築マンションに比べて、リフォーム済みの中古マンションは販売価格が抑えられている傾向です。
特に立地の良いエリアでは新築マンションの価格が高騰しているため、予算内で希望のエリアに住みたい方にとって、中古のリフォーム済み物件はコストパフォーマンスの良い選択肢になります。
また、購入後に追加でリフォーム費用をかける必要がないため、総額でのコストを考えたときにお得に購入できることもあります。
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リフォーム済みの中古マンションを購入するデメリット
リフォーム済みの中古マンションにはさまざまなメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあります。
購入してからの後悔を防ぐためにも、事前にデメリットも確認しておきましょう。
デメリット①間取りを自由に変更できない
リフォーム済みの中古マンションはすでに間取りが決まっており、自分好みに変更することが難しいケースがあります。
もちろん、リフォーム済みの中古マンションの購入後に、再度リフォームやリノベーションをおこなうことは可能です。
しかし、追加の費用がかかってしまうと、結局新築マンション並みの価格になってしまうことになりかねません。
「キッチンを対面式にしたい」「広いリビングがほしい」などの具体的な要望があるのなら、リフォームがおこなわれていない中古マンションを購入し、自分たち好みに改修することは選択肢のひとつです。
デメリット②建物の外見や共用部分は古いまま
リフォーム済みの中古マンションで綺麗な状態になっているのは、あくまでも室内のみです。
マンション全体の外観やエントランス、廊下などの共用部分は、築年数相応の状態のままであることが一般的です。
築年数が古いマンションだと、外壁のひび割れやエレベーターの老朽化などが気になってしまうかもしれません。
特に管理状況が悪いマンションでは、リフォーム済みの部屋だけが綺麗でも、建物全体の老朽化が進んでいる可能性があるため注意が必要です。
デメリット③販売価格が相場より割高なことがある
リフォーム済みの中古マンションは、リフォーム費用が物件価格に上乗せされて販売されるケースが一般的です。
そのため、販売価格が相場よりも高くなっている可能性がある点には、注意しましょう。
ケースによっては、同じエリア内で売り出されている中古マンションを購入し、自分でリフォーム・リノベーションしたほうが安上がりになることもあります。
したがって、リフォーム済みの中古マンションを購入するときは、事前にある程度の相場観をつかんだうえで判断することが大切です。
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リフォーム済みの中古マンションを購入するときの注意点
リフォーム済みの中古マンションを購入するときは、後悔を防ぐためにも以下のポイントに注意することが重要です。
注意点①リフォームに関する保証の有無を確認する
ひとつ目の注意点は、施工済みのリフォームに関する保証が設定されているかどうかです。
不動産会社によって保証内容は異なるため、キッチンや浴室など、どの箇所にどのような保証が付いているのかを事前に確認しておきましょう。
また、万が一不具合が見つかったときの窓口も確認しておくと、いざというときの安心につながります。
そのほか、売主の契約不適合責任についても、しっかりと確認しておきたいポイントです。
契約不適合責任は売主が買主に負う責任であり、物件引き渡し後に契約書に記載のない不具合や欠陥が見つかったら、修繕などを請求できます。
しかしケースによっては、売主側が責任を免れたいために「契約不適合責任を免責にする特約」が設定されることもあります。
契約不適合責任の免除は、当事者間の合意がないと成立しないため、契約内容を慎重にチェックすることも大切です。
注意点②工事内容の詳細を確認する
2つ目の注意点は、リフォーム内容を確認することです。
リフォーム済みといっても、どの範囲まで工事がおこなわれているのかは物件によって異なります。
壁紙の張り替えだけなのか、配管や電気設備まで交換されているのかなどによって今後の維持費用も変わってくるため、リフォームの詳細を確認しておきましょう。
また、リフォーム済みの中古マンションはすでに工事が完了している状態のため、適切に工事がおこなわれていたのかを確認することが困難です。
見た目は綺麗でも欠陥が潜んでいるケースもあるため、事前に工事履歴を開示してもらうか、工事内容について担当者から詳細を教えてもらうかすることをおすすめします。
注意点③耐震性を確認する
3つ目の注意点は、耐震性の確認です。
部屋がリフォームされていても、マンションの築年数の古さは変わりません。
そのため、築年数が古いマンションを購入するときには、現行の耐震基準を満たしているかどうかをチェックすることが大切です。
建築基準法が改正された1981年以前に建てられている中古マンションは、旧耐震基準で建てられている可能性が高く、大地震の発生時に倒壊するおそれがあります。
ただし、旧耐震基準で建てられていても、現行の耐震基準を満たすように耐震補強工事がおこなわれていれば、心配はいりません。
耐震診断が実施されているかどうか、耐震補強工事がおこなわれているかを確認し、安全性に問題がないかをチェックしましょう。
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まとめ
リフォーム済みの中古マンションには、綺麗な状態の部屋にすぐ住める、新築マンションよりも購入価格を抑えられるメリットがあります。
しかし、間取りの変更が難しい、共用部分が老朽化している可能性があるなどのデメリットもある点は否めません。
リフォーム済み中古マンションの購入を検討するときは、リフォーム内容や保証の有無、耐震性などの注意点をしっかり確認し、納得できる物件を選ぶことが大切です。
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