DINKs向けのマンションとは?購入するメリットや選び方をご紹介!
夫婦で暮らすマンションを探している方には、DINKs向けのマンションがおすすめです。
本記事では、DINKs向けのマンションとはなにか、メリットやDINKs向けマンションの選び方についてご紹介します。
マンションの購入をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
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購入前にチェック!DINKs向けマンションとは?
「DINKs」とは、子どもを持たずに共働きをしている夫婦を指します。
DINKsは「Double Income(共働き)No Kids(子どもなし)」の略語です。
ただし、子どもがいない理由が特定の事情によるものや、子どもを望んでいるがいない場合はDINKsとは呼びません。
DINKsとは、あくまで夫婦自身が子どもを持たずに共働きの生活を選んだ場合を指します。
この生活は主に仕事中心で、仕事を通じてやりがいを感じ、キャリアアップを目指す夫婦が多いです。
また、経済的理由から仕事を優先することもあります。
要するに、DINKsにとって仕事は生活の重要な要素となっています。
DINKsマンションの特徴とは?
DINKs向けマンションは、主に都市部や便利な立地に建てられます。
大きさは約30㎡から60㎡の間で、1LDKや2LDKの間取りが一般的です。
駅から近い場所にあることが多く、生活の利便性を重視したコンパクトな設計となっています。
これらのマンションは、「コンパクトマンション」とも呼ばれることがあります。
DINKs向けマンションは需要が高い?
DINKs向けのマンションの需要は、価値観の変化によって生まれました。
以前は、将来的に家族が増えることを考えてマンションを選ぶのが一般的でした。
しかし、DINKsのように家族構成が変わらない場合、現状に満足できる物件を選ぶだけで良くなります。
また、仕事を中心にした生活を送るため、豪華な内装よりも、便利さや快適さを重視する傾向が強くなっています。
このようなニーズに応えるために、DINKs向けのマンションが開発されるようになりました。
近年は、都市部にあるコンパクトマンションの人気が高まっています。
不動産経済研究所の2019年3月の報告によると、首都圏でのコンパクトマンションの市場シェアは、2009年の10.5%から2014年には減少して3.7%となりました。
しかし、2018年には再び8.7%まで上昇しました。
2021年度の税制改正により住宅ローン減税の面積要件が緩和されたため、需要がさらに上がる可能性があります。
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DINKs向けマンションを購入するメリットとは?
DINKs向けマンションの特徴がわかったところで、購入するとどのようなメリットが得られるのかも気になりますよね。
主なメリットは、以下のとおりです。
メリット①手頃な価格で購入しやすい
DINKs向けのマンションは、約30~60㎡程度のコンパクトなサイズが多いため、70~80㎡のファミリータイプマンションと比べると購入価格が手頃です。
そのため、予算が少ない方や住宅ローンの利用が難しい方でも購入しやすくなります。
住宅ローンを利用する場合は、現在の低金利環境を考慮すると、毎月の支払いも抑えられ、賃貸物件に住むよりも経済的に得する可能性があります。
子どもがいない夫婦の場合、余計な部屋がないコンパクトなマンションでも十分で、管理費や修繕費なども抑えやすく、住居費全体の節約が可能です。
メリット②立地が良い
共働き世帯向けに設計されたDINKsマンションは、通勤や生活の利便性を重視した立地が多く、これは大きなメリットとなります。
駅近くに位置し、必要な施設が周囲に充実しているため、資産価値を維持しやすいと言えます。
共働き夫婦にとっては、通勤や日々の買い物が容易な立地は非常に魅力的です。
メリット③資産価値が高い
DINKs向けのマンションは、前述のとおり好立地に位置しており、そのためシングルや少人数の家族、シニア夫婦など、広範なターゲットに魅力的です。
これにより、資産価値が上昇しやすくなります。
高い資産価値を持つ物件は将来的な売却時に高い売値が期待でき、早期の売却も容易です。
同様に、賃貸市場で需要が高い場合、物件を売却するのではなく賃貸として利用することも検討できます。
ただし、自宅を賃貸に出す際には、住宅ローンの借り換えなど、事前の資金計画が必要です。
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購入前にチェック!DINKs向けマンションの選び方
DINKs向けマンションの選び方のポイントは、以下のとおりです。
選び方①利便性の確認
共働きの夫婦にとって、毎日の通勤がしやすい立地は重要です。
交通の利便性を考慮する場合は、駅から近く、仕事が集中している都市部へのアクセスが良い物件を選ぶことが大切です。
夜遅くまで働く共働き夫婦にとっては、24時間営業のスーパーマーケットやコンビニが近隣にあると便利です。
近年は在宅勤務が増加しており、そのためには自宅での仕事環境を快適に整えることが求められます。
騒音問題の有無も、物件選びの際にチェックすべきポイントです。
選び方②設備の確認
DINKs向けマンションを探す際は、共用設備の充実度にも注目しましょう。
とくに便利なのは、24時間ゴミ出し可能なゴミ置き場や、不在時の荷物受け取りに便利な宅配ボックス、健康維持に役立つフィットネスジムなどです。
また、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティ設備の充実も大切です。
室内の快適さを左右する水回り設備にもこだわりましょう。
手間を省くための食洗器や、生ごみ処理が楽になるディスポーザー、便利なIoT家電があると、疲れて帰ってきた日でも家事の負担を減らすことができます。
キッチン設備はライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
普段から外食やテイクアウトを好む場合は、キッチン設備を気にする必要はありません。
その分、ほかの設備や間取りを優先することができます。
ただし、料理を趣味とする場合や、休日に夫婦で料理を楽しみたい場合は、使い勝手の良い広いキッチンを選ぶのも1つの方法です。
選び方③間取りの確認
DINKs世帯には1LDKか2LDKが最適です。
1LDKはリビングダイニングキッチンにくわえて1つの居室があり、主に寝室として使用します。
スペースを有効に使いたい、掃除の手間を減らしたいカップルにぴったりです。
2LDKでは、もう1つの部屋を趣味や仕事用のスペースにしたり、寝室を別にしたりできるため、もう少し余裕を持った生活を望むカップルに適しています。
3LDK以上では部屋が余ってしまうことが多いため、1LDKや2LDKの方がバランスは良いでしょう。
寝室にこだわるのもポイントです。
共働きのDINKs世帯にとって、睡眠時間の確保は大切です。
水回りとの距離を離し、夜遅く帰ってきたときにもお互いの睡眠を妨げない配慮が必要です。
仕事や趣味のためのスペースも考慮しましょう。
テレワークの増加や家での趣味の時間を考えると、サービスルームや書斎などの追加スペースがあると便利です。
たとえば、1LDKに「+S」や「+DEN」という形で仕事や趣味用の小部屋がある間取りもあります。
ただし、これらの部屋は居室とは異なり、採光や換気が限られていることがあるので注意が必要です。
選び方④日当たり
仕事の忙しいDINKs世帯は日中の多くを外で過ごすため、マンションの日当たりを最優先に考える必要はありません。
北向きのマンションでも問題ない場合、その分、ほかの条件に重点を置くことができます。
朝の自然光を確保したい場合は、東向きのマンションがバランスの良い選択となるでしょう。
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まとめ
DINKs向けのマンションとは、子どものいない共働き夫婦に向いているコンパクトな面積のマンションのことです。
メリットは、立地が良くて資産価値が高く、ファミリー向けのマンションよりも比較的安い価格で購入できる点です。
選び方のポイントは、利便性や設備、間取り、日当たりなどが挙げられます。
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