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土間とは?リノベーションで土間をつくるメリットや費用相場を解説!

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中古住宅を安く購入し、浮いた費用で自分好みにリフォームやリノベーションをする方が増えています。
しかし、どのようにリノベーションすれば良いのか迷う方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、リノベーションの案の1つとして「土間」をご紹介したうえで、リノベーションで土間をつくるメリット・デメリットや費用相場を解説します。

土間とは?魅力と役割について


土間とは、家のなかにある土足のまま出入りできるスペースのことです。
玄関から居室に上がるまでの中間の場所として古くから日本の住宅にあるスペースで、さまざまな使い方ができます。
この章では、土間の歴史的背景や現代的な役割と魅力、リノベーションで人気の理由について解説します。

土間の歴史的背景

土間は、縄文時代の竪穴式住居に起源を持つ、日本固有の住空間です。
江戸時代や明治時代にも、外の地面と同じ高さに土を固め、玄関や部屋としての役割を果たしていました。
昭和時代に入ると、西洋文化の影響を受け、土間は徐々に消失しました。
しかし、21世紀に入り、多様化するライフスタイルや新しい価値観の中で、土間が再評価されるようになっています。

土間の現代的役割とその魅力

玄関に土間を取り入れると、玄関部分が広がり、日常の出入りや物の出し入れがスムーズになります。
靴だけでなく、傘やベビーカー、宅配で届いた荷物などを置くスペースとして活用できる点も魅力です。
ネットショッピングが増加している現代においては、とくに荷物を仮置きするスペースとして有効活用されています。
さらに土間は、ガレージとしての役割もあります。
汚れやゴミが散らかりやすいガレージも、土間にすれば簡単に掃除や洗浄ができて便利です。
大型のものが多いキャンプやスポーツの道具を収納したり、室内では汚れが気になるガーデニングなどを楽しんだり、趣味に合わせて活用できます。
土間に多目的スペースの役割を持たせ、仕事場にしたり、子どもの遊び場にしたりするのもおすすめです。
フローリングでは気を使うDIYやペンキなどを使用したアート活動も、土間であれば汚れを気にすることなく楽しむことができるでしょう。

土間リノベーションが人気の理由

土間リノベーションの人気が高まった理由は、コロナ禍の影響で在宅時間が増加したためです。
リモートワークの普及や外出自粛などにより自宅で過ごす時間が増え、住空間の活用方法も変化しました。
住空間に求めるものは人それぞれであり、土間は多様なニーズに対応できる柔軟なスペースとして注目されています。

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リノベーションで土間をつくるメリット・デメリットとは?

リノベーションで土間をつくるメリット・デメリットとは?

では、マイホームを購入し、リノベーションで土間を設けるとどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
以下でそれぞれ解説します。

土間のメリット

土間をつくると、収納スペースが増える点がメリットです。
ガーデニングやキャンプといった屋外でおこなう趣味の道具は、室内ではほとんど使用することがないため、玄関などに保管しておきたいところでしょう。
しかし現代の住宅では玄関はあまり広くなく、靴や傘を収納するだけで精いっぱいというケースも少なくありません。
リノベーションで土間を設けると、玄関が散らからず、アウトドア用品やバーベキューセットなどの大きな道具もスムーズに収納できます。
土間はあくまでも屋内であるため、屋外で保管するときに気になる、悪天候による汚れや破損の心配もありません。
室内では気を使う作業を、悪天候の日でもおこなえる点もメリットの1つです。
プランターの植え替えをしたり、洗濯物を干したりと、土間があると雨の日でも助かるでしょう。
さらに、コミュニケーションの空間として活用できる点もメリットです。
雨の日に子どもと遊んだり、休日に友人と集まったりするスペースとして、家族や友人とゆったりと過ごせます。

土間のデメリット

土間のデメリットは、汚れやすい点です。
土間は屋内外の境界としての役割を持つため、外からの汚れが蓄積しやすくなります。
とくに雨の日に使用した自転車やアウトドアグッズを土間にしまうと、どろ汚れなどが溜まってしまうでしょう。
また、土間は気温や湿度の調整が難しい点もデメリットです。
屋外と屋内の中間的な空間であるため、一般的な居室と比べて断熱性・気密性が劣ります。
そのため、夏は湿気がこもりやすく、冬は冷えやすいスペースです。
土間のデメリットとして、居室スペースの縮小も挙げられます。
土間を設けた分だけ、他の部分のスペースは狭くなります。
土間の設計を考える際には、水を流して掃除できるように水栓や排水設備を設置したり、調湿効果のある珪藻土などの素材を壁に用いたりなど、デメリットをカバーする対策を講じることが大切です。

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土間リノベーションの費用相場とは?

土間リノベーションの費用相場とは?

土間リノベーションにかかる費用は、物件の種類や実施する内容、選択する床材、施工範囲によって大きく異なります。
ケース別の費用相場は、以下のとおりです。

一戸建ての玄関に土間をつくる場合

一戸建ての玄関に土間を設置する場合、2畳~3畳の広さで約30万~50万円が相場です。
ドアの交換やタイルの張り替え、棚の追加などもおこなうため、土間が完成するまで1週間~2週間ほどかかります。
ただし、工事をおこなう範囲や使用する素材などにより、費用や期間は大きく変動するため注意しましょう。
玄関部分を広げて土間をつくるリノベーションであれば、比較的費用を抑えられます。

一戸建てに土間を増築する場合

玄関の拡張以外のリノベーションによって土間をつくる場合は、やや費用がかさみます。
とくに既存の部屋を壊して土間をつくるケースでは、床や壁の解体が必要となるため、100万円ほどの費用が必要です。
この費用には、解体工事や基礎工事などの施工費、床材などの材料費が含まれます。
全体的にリノベーションをおこなう場合、工事期間は2~3か月ほどです。
玄関を拡張して土間をつくるリノベーションと同様に、工事の内容や現場の状況などにより費用や期間が変動するためご注意ください。
一戸建てでの土間の増築方法は多岐にわたります。
既存の部屋を壊してつくる方法のほか、なにもない部分に土間を新築したり、土間をつくるために玄関の位置を変えたりする方法なども選択可能です。
土間を増築するリノベーションには高額な費用がかかるため、まずは要望や予算をリフォーム会社にしっかりと伝えることをおすすめします。

マンションの土間リノベーション

マンションの場合は、使用する材料や工事範囲だけでなく、マンションの構造によっても費用が大きく変動します。
10万円で収まるケースもあれば、100万円以上必要になるケースも珍しくありません。
マンションをリノベーションして土間をつくる場合は、まずマンションの構造や管理組合の規定を確認しましょう。
マンションでは、床の下地や構造が土間リノベーションの障壁となることがあります。
また、リノベーション工事を始める前には管理組合に相談し、許可を得ておきましょう。
リノベーション中は工事の音や業者の出入りにより迷惑をかける可能性があるため、近隣住民への事前の説明や配慮も欠かせません。

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まとめ

土間とは、家屋の外と中の中間に位置する土足で出入りできるスペースのことです。
収納スペースや作業スペースとして活用できるメリットがある一方で、湿気がこもりやすく汚れやすいなどのデメリットがあります。
土間をつくるリノベーションの費用は工事内容などによって大きく変化するため、事前に希望や予算を伝えるようにしましょう。


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