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老後はダウンサイジングした家に買い替えるのがおすすめ!その理由とは?

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老後はダウンサイジングした家に買い替えるのがおすすめ!その理由とは?

子どもが独立するなどで同居人数が減ると、マイホームが広くなったように感じて寂しいですよね。
近年は、原油価格の高騰で光熱費も上がっているため、今よりもコンパクトな家に引っ越して節約を考えている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、ダウンサイジングした家に買い替えるのがおすすめの理由や買い替え先としてマンションが人気の理由、ダウンサイジングが向いている方を解説します。

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ダウンサイジングした家に買い替えるのが良い理由

ダウンサイジングした家に買い替えるのが良い理由

ダウンサイジングとは、機械や組織、物を小型化することです。

つまり「家をダウンサイジングする」とは、今よりもコンパクトな家に住み替えることを指します。
少子高齢化や核家族化が進む近年は、広々とした家からライフスタイルや家族構成に合わせて家をダウンサイジングしたいと思う方も多いでしょう。
とくに老後は、家をダウンサイジングするのがおすすめです。
その理由は、以下の3つです。

①掃除の手間が省ける

たとえば、現在4LDKの家に夫婦と子ども2人の家族4人で住んでいるとします。
子ども2人が独立した後は、部屋やスペースが余ってしまい、もったいないですよね。
そして、今まで子どもが自分で掃除していた部屋も残った夫婦が掃除することになり、手間がかかって大変でしょう。
とくに庭付きの一戸建ての場合は、草刈りなどの庭の管理も大変です。
そこで家をダウンサイジングしコンパクトなマンションなどに買い替えることで、余った部屋の掃除や庭の管理の手間が省けるメリットがあります。

②利便性の良い場所に引っ越せる

広さを確保するために郊外にマイホームを建てた方は、老後は駅に近いマンションや狭小住宅に買い替えることで、交通の利便性が良くなるメリットがあります。
近隣に買い物施設や医療施設があるなど、交通利便性の良い場所に引っ越すことで車の運転も不要になり、老後も安心して暮らせるでしょう。
また、利便性の良い場所にある家は市場価値が高いため、将来的に子や孫に家を相続する際や介護施設に入居する際に売却したいと思ったときに役立つでしょう。

③暮らしやすい

体力が衰えた高齢者にとって、コンパクトな家は掃除が楽で手が届く範囲に物や家具を設置できるため、広い家よりも暮らしやすいです。
とくに、老後はバリアフリー対応の家にダウンサイジングするのがおすすめです。
階段や段差がある一戸建てに住んでいる方は、シニア世代向けのマンションに買い替えることで、今よりも格段に暮らしやすくなるメリットがあるでしょう。

ダウンサイジングしたマンションに買い替えるのが人気

ダウンサイジングしたマンションに買い替えるのが人気

ダウンサイジングした家に買い替えるなら、マンションがおすすめです。
マンションがおすすめの理由は、以下の3つです。

①立地が良い

マンションは、立地の良い場所に建っていることが多いです。
そのため、交通アクセスや買い物に便利なメリットがあります。
とくに、主要駅に近いマンションであれば近隣に商業施設が多く、車がなくても電車やバスで移動できて便利でしょう。
また、交通利便性の良い場所に住むことで、必然的に外出が増えるため生活を充実させることができますよ。

②お手頃な価格

夫婦2人で暮らせるようなコンパクトなマンションあれば、今の家の売却価格で購入できる可能性があります。
実際に、首都圏の築30年以上の一戸建てとマンションでは、成約価格が以下のように異なります。

●中古マンション:2,108万円/ 専有面積56.8㎡
●中古一戸建て:2,319万円/土地169.4、建物100.3㎡


出典:公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏中古マンション・中古戸建住宅地域別・築年帯別成約状況」2022年1月~3月
首都圏で同じ築年数のマンションと一戸建ての成約価格を比較すると、マンションは専有面積がコンパクトな分、一戸建てよりも約200万円安いことが分かりますね。
ちなみに、国土交通省が公表している「住生活基本計画における居住面積水準」によると、2人暮らしに最低限必要とされる部屋の面積は30㎡、余裕が持てる広さは55㎡とあります。
専有面積が55㎡であれば、築年数や条件にもよりますが比較的にお手頃な価格で1LDK~2LDKの間取りのマンションを購入することができるでしょう。

③掃除や管理が楽になる

前章でも述べましたが、一戸建ての場合は庭の手入れや掃除が大変ですよね。
その点、マンションであれば管理費を支払うことで共用部分の掃除や管理が楽になるメリットがあります。
また、外壁や屋根の修繕なども修繕積立金でおこなわれるため、一戸建てのように急に修繕費の出費が発生する心配もありません。

多くのマンションではセキュリティ対策も万全のため、老後に独りで暮らすとなった場合でも安心して暮らせるでしょう。
コンパクトなマンションにダウンサイジングすることで、家の戸締りもベランダの窓と玄関の鍵1つで済み、楽になります。

ダウンサイジングした家に買い替えるのが向いている方とは?

ダウンサイジングした家に買い替えるのが向いている方とは?

ダウンサイジングした家に買い替えたほうが良い理由やコンパクトなマンションのメリットがわかったところで、向き・不向きも気になりますよね。
ダウンサイジングした家に買い替えるのが向いている方は、以下のような方々です。

①老後の暮らしを充実させたい

近年は、子どもの独立や定年退職をきっかけに家を買い替える方が増えています。
ファミリー向けの一戸建てやマンションを購入して20年以上経つ場合は、そろそろ住まいの老朽化も気になるところでしょう。
そこで、ライフスタイルや世帯人数の変化に合わせて家をダウンサイジングすることで、心機一転第2の人生をスタートすることができます。

とくに人生100年時代といわれる現代においては、50代ごろに住まいを買い替えるのが理想的です。

家をコンパクトにすることで光熱費や修繕費を節約することにつながり、老後資金の備えができるからです。
また、定年後の60代よりも50代で家を買い替えたほうが、住宅ローンを利用したり、住宅ローン控除で節税したりなどのメリットが得られるでしょう。

②住宅ローンを完済済み

住宅ローンを完済済みの方も、ダウンサイジングした家に買い替えるのが向いているといえます。
住宅ローンを完済しないと、家を売却することができないからです。
もちろん、売却代金や貯金などで住宅ローンを完済することもできますが、新居の購入費用も考えると、資金に余裕があるときに買い替えたほうが良いでしょう。

③運転免許証の返納を考えている

定年退職後に自動車の運転免許証の返納を考えている方は、交通利便性の高い場所にある家に買い替えるのが向いているでしょう。
とくに、駐車場付きの一戸建てに住んでいる方は、免許返納をした後は駐車場のスペースがもったいないです。
そこで、駐車場のない家やマンションに引っ越すことで固定資産税を節税したり、車の維持費を削減したりできるでしょう。
車がなくとも、徒歩圏内に駅や買い物施設がある物件に買い替えれば、生活に困ることはありません。
郊外から都心に引っ越すことで、老後も快適・便利な生活が維持でき、子どもや孫とも会いやすくなるでしょう。

まとめ

家の面積は日々の生活の暮らしやすさに直結し、広すぎても狭すぎても不便です。
そのため、同居家族やライフスタイルの変化に合わせて家を買い替えることをおすすめします。
とくに、老後はダウンサイジングした家に買い替えることで充実した暮らしを実現できるでしょう。

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