売却向けコラム

中古マンション売却時に知っておきたい!マイソクの重要性とポイントとは?

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中古マンションの売却を成功させるには、効果的な広告を出すことが大切です。
そして、中古マンションを売却するときの広告といえば「マイソク」です。
この記事では、中古マンション売却におけるマイソクとは何か、マイソクのチェックポイントや重要性を解説します。

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中古マンション売却におけるマイソクとは?

中古マンション売却におけるマイソクとは?

中古マンションを売却する際は、なるべく高い価格で売却したいですよね。
高い価格で売却するには、広告を出すときに物件を魅力的に見せる必要があります。
そこで重要となるのが、マイソクです。
マイソクとは、物件の販売価格や間取り図などの情報を1ページにまとめた広告物のことを指します。
売主から仲介の依頼を受けた不動産会社がマイソクを作成し、紙に印刷してチラシにしたり、不動産情報サイトに掲載したりします。
そのため、マイソクは見た方からの問い合わせが増えるように、載せる情報やデザインなどを工夫する必要があるのです。

マイソクに記載される内容とは

中古マンション売却時に作成するマイソクには、主に以下の内容が記載されます。

●物件の概要
●販売価格
●管理費・修繕積立金
●写真・間取り図
●交通利便性・周辺環境


物件の概要欄には、マンション名や部屋の階数、築年数や設備などを記載します。
販売価格や管理費などは、売却するマンションの1戸あたりの価格を記載します。
写真は、見た方がイメージしやすいようにマンションの外観や室内を撮影し、掲載するのが一般的です。
間取り図とは、専有面積の形状や部屋の数、配置や広さなどを表した平面図のことを指します。
間取り図の作成にあたってはマンション購入時のパンフレットが参考になるため、手元にパンフレットがある場合は仲介の不動産会社に渡しましょう。
交通利便性は最寄り駅や周辺施設までの距離・所要時間で表し、周辺環境は学校や買い物施設などが重要です。
そのほか、所在地やマンションの建物構造、取引形態などを記載します。

マイソクにかかる費用とは

基本的に、マイソクにかかる費用は仲介手数料に含まれるため、売主が負担することはありません。
ただし、売主のほうから仲介手数料の範囲を超えるような広告を特別に依頼した場合は、別途費用がかかります。
たとえば「マイソクを大量に印刷して投函してほしい」や「大手新聞社の一面に載せてほしい」などを依頼した場合は、かかった実費分を請求される可能性があります。

中古マンション売却におけるマイソクのポイントは?

中古マンション売却におけるマイソクのポイントは?

マイソクは、一目で物件の概要と魅力が相手に伝わるように作成するのがポイントです。
マイソクが上手にできているかどうかで、購入希望者からの問い合わせ量が変わってきます。
作成するのは不動産会社の担当者ですが、売主としてもチェックしておきたいところでしょう。
マイソクをチェックするときのポイントは、以下の5つです。

①カラーで作成されているか

マイソクは、カラーで作成したほうが印象に残り興味を持ってもらいやすいです。
とくに、間取り図や写真はカラフルな方が魅力的に見えるでしょう。
マイソクをチラシにする際はフルカラーにすると印刷費がかかってしまいますが、不動産情報サイトに掲載する分にはカラーにしても特別な費用はかかりません。

②写真が載っているか

マイソクは、間取り図とともに写真も載せたほうが目に止まりやすいです。
とくに中古マンション売却においては築年数が古いと敬遠されやすいため、きれいな外観と室内の写真を載せたほうが印象は良くなります。
また、マイソクに写真が載っている場合は、写真の明るさや良く見える角度から撮られているかもチェックしましょう。

③物件の強みが載っているか

マイソクでは、物件の強みをキャッチコピーなどでわかりやすくアピールするのも大切なポイントです。
たとえば、主要駅から近い立地であることが強みの場合は、目立つフォントで「駅まで徒歩〇分」とアピールされているかチェックしましょう。
また、中古マンション売却においては、リフォーム済みかどうかも重要なポイントです。
リフォーム済みの場合はポイントが高いため、その旨がしっかりとアピールされているかチェックしましょう。

④ターゲット層を意識した内容が記載されているか

売却する中古マンションがファミリー向けの場合は、学校の学区や近隣の公園などの情報も載っているかチェックしましょう。
また、マンションの設備や周辺の買い物施設の情報も詳細に記載されているとポイントが高いです。
若い世代がターゲットの場合は、周辺のコンビニや商業施設の情報が記載されていると良いでしょう。

⑤特記事項が記載されているか

入居時期などの取引条件について交渉が可能な場合は、それらも特記事項に記載していると購入希望者から見てポイントが高いです。
平日でも内覧対応が可能な場合は、その旨も特記事項に記載していると好印象になります。
柔軟に対応可能な点は積極的に不動産会社の担当者に伝えて、マイソクの特記事項に載せましょう。

中古マンション売却におけるマイソクの重要性とは?

中古マンション売却におけるマイソクの重要性とは?

近年は、売却する物件の広告はインターネットでおこなうのが主流のため、マイソクの重要度も変化している傾向にあります。
とくに、物件の室内写真は2Dから3D化し、インターネット上で物件の状態を立体的に見ることも可能になりました。
中古マンション売却においても、平面的に作成されるマイソクの重要性は以前より下がったように感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、実際には物件を判断するための資料としてマイソクを見る買い手も一定数います。
そのため、まだまだ中古マンション売却におけるマイソクの重要性は高いです。
その理由は、以下の2つです。

①汎用性が高い

マイソクは、一度作成してしまえば以下のようにさまざまな方法で利用することができます。

●不動産会社に物件を探しに来た方に渡す
●不動産会社の看板や窓に貼って広告
●レインズに掲載
●ポスティングや新聞折り込み
●見込み顧客にDMで送れる


マイソクは印刷すると紙1枚のチラシになるため、物件を探しに来た方や提携する不動産会社に配りやすいメリットがあります。
また、看板や窓に貼りやすいのも特徴的です。
レインズとは、不動産流通機構が運営する不動産会社間のネットワークシステムです。
レインズにマイソクを掲載することで、中古マンションを探しているほかの不動産会社の顧客とマッチングできる可能性が上がります。
マイソクは、チラシにしてポスティングしたり新聞折り込みにしたりすることで、幅広い層にもアピールすることができます。
また、マイソクがあれば仲介を依頼した不動産会社の見込み顧客にDMを送って宣伝することも可能です。
このように、マイソクはさまざまな広告方法に利用できるため、作成する重要性が高いのです。

②潜在顧客にも宣伝できる

インターネットでの広告は、買い手が積極的に検索してそのサイトを見るのが前提となっています。
その点、マイソクはチラシにして配ることでまだ具体的なアクションをおこしていない潜在顧客にもアピールできるメリットがあります。
また、普段インターネットを見る習慣がない顧客層にもアピールすることができるでしょう。
そのため、マイソクは集客効果を上げるためにも重要性が高いと言えます。

まとめ

中古マンション売却の際は、魅力的なマイソクを作成することで成約率が上がります。
そのため、不動産会社が作成したマイソクは事前にチェックすることをおすすめします。
とくに、マイソクに掲載する物件の写真は重要性が高いため、きれいに写っているか確認しましょう。

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