新築一戸建て購入時の注意点!建物・土地・周辺環境についてご紹介

結婚や出産などの人生の節目を迎えて、マイホームの購入を考えている方は多いと思います。
新築一戸建て住宅を候補に、物件探しをしている方のなかには、見れば見るほど、どれを選べば良いのかわからなくなって困っている方もいるでしょう。
今回は、新築一戸建て住宅を購入するときの注意点とはなにか、建物、土地、周辺環境に焦点を当ててご紹介します。
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新築一戸建て購入時の注意点「建物」について
新築一戸建て住宅を購入するときの注意点のひとつに「建物」があります。
建物に着目した選び方や、チェックしておきたいポイントについてご紹介しましょう。
建物の注意点「間取りと部屋数」
新築一戸建て住宅を選ぶときの注意点として、間取りと部屋数はしっかりとチェックしておきたいところです。
なぜなら、実際に住み始めてから、間取りや部屋数について後悔する方が意外に多いからです。
自分が実際に生活したときに、どのような間取りや部屋数が理想なのかを、具体的にイメージしておくと選びやすくなります。
新築一戸建て住宅の内見をするときにチェックしておきたいポイントとして、以下のような点があります。
●生活しにくい部分や家事がやりにくい部分はないか
●部屋数が将来のライフプランと一致しているか
●部屋の広さ、収納の広さや数、バルコニーの広さは適切か
とくに、将来子どもが大きくなってから、子ども部屋の数が足りず困るケースは少なくありません。
ほかにも、ライフスタイルに合わない間取りで生活しにくい、生活動線が良くないため家事をするのに手間がかかるなど、住んでみてからわかるケースもあります。
内見をする前に、自分の将来のライフスタイルをイメージして、それに合う間取りや部屋数の物件を選べるようにしておきましょう。
建物の注意点「コンセント」
新築一戸建て住宅でも、とくに建売住宅を選ぶときの注意点が「コンセント」の位置です。
内見するときに、意外とチェックするのを忘れやすいコンセントの位置ですが、実は家電の配置に大きく関わるポイントとなります。
部屋のなかにコンセントがいくつあるか、どの位置にあるかをしっかりチェックしておきましょう。
とくに、大型家電を置く予定がある場所や、階段、廊下、洗面所などのコンセントの位置はチェックが必要です。
もし、注文住宅で一から設計するときは、設計の段階で家電の配置をイメージしておき、コンセントを適切な位置に配置するようにしましょう。
建物の注意点「契約不適合責任」
新築一戸建て住宅を購入するときの注意点として、契約不適合責任やアフターサービスについてもチェックが必要です。
新築物件には「住宅品質確保促進法」にもとづいて10年間の契約不適合責任が義務化されています。
ただし、契約不適合責任の保証する範囲は、梁、基礎などの重要な構造体の「隠れたる瑕疵」と呼ばれる「買主が注意を払っていても気づくことができなかった欠陥」のみです。
売主や不動産会社によっては、契約不適合責任とは異なる、独自のアフターサービスを設けているケースもあります。
アフターサービスの保証期間や内容は、売主によってさまざまなので、保証内容や期間について確認しておきましょう。
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新築一戸建て購入時の注意点「土地」について
新築一戸建て住宅を購入するときのもうひとつの注意点として「土地」があります。
土地についてよくチェックしておきたいポイントについて、ご紹介しましょう。
土地の注意点「用途地域」
新築一戸建て住宅を購入するときの注意点として、土地の用途地域をチェックしておく点が挙げられます。
その土地が都市計画法にもとづく「都市計画地域」に該当すると、その土地に建築しても良いとされる建物の種類に制限があるケースがあります。
土地の「用途地域」には13の種類があり、建築できる建物が厳密に定められているため、注意が必要です。
新築一戸建て住宅が多く建てられる「第一種低層住居専用地域」では、1階部分を店舗とした3階建て住宅を建てるのは難しく、店舗の種類によっては建築許可が下りない可能性があります。
とくに店舗兼住宅を考えているときは、用途地域は必ずチェックしておきましょう。
土地の注意点「地盤」
新築一戸建て住宅購入時の注意点として、「地盤」が強固であるかも重要なポイントです。
とくに地震の多い日本では、土地の地盤が弱いと、大地震が発生したときに液状化現象による地盤沈下で、家が倒壊するおそれがあります。
もし、地盤がやわらかいときは、改良工事が必要となるケースもありますが、改良工事には多額の費用がかかるため、購入前に地盤の状態を確認しておくことが重要です。
とくに、過去に地盤沈下を起こしたことがある土地は避けるほうが無難です。
土地の注意点「境界線」
新築一戸建て住宅を購入するときの注意点として、隣地との境界線が明確になっているかもチェックしておきたいポイントです。
隣地との境界線があいまいなケースでは、隣地の住民との間で将来的にトラブルに発展する可能性もあります。
境界杭があるかどうかは目視で確認ができるので、現地で確認しておき、境界杭がないときは、売主に依頼して確定測量を実施してもらい、杭を設置してもらいましょう。
もし、境界線が確定できないときは、売主と隣地の住民との間でトラブルが発生している可能性もあるため、土地の購入には慎重になったほうが良いでしょう。
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新築一戸建て購入時の注意点「周辺環境」について
新築一戸建て住宅を購入するときの注意点として、「周辺環境」も大事なポイントです。
周辺環境で事前にチェックしておきたいポイントについてご紹介しましょう。
周辺環境の注意点「最寄り駅」
新築一戸建て住宅を購入するときの注意点として、最寄り駅からの距離も考慮して選ぶことが挙げられます。
駅からの距離が近く交通の便が良い物件は、資産価値が高くなる傾向にありますが、一方で駅から近すぎると、電車の音がうるさい、人の往来が多いなどマイナス面も多いです。
また、通勤・通学をする方は、利用しやすい電車やバスがあるかもチェックしておきましょう。
最寄り駅が始発の出発駅だと、座って通勤しやすいなどのメリットもあります。
周辺環境の注意点「治安と周辺施設」
新築一戸建て購入時に周辺環境をチェックするうえで、治安の良さは重要なポイントです。
駅から住宅までの道は人通りが多いか、暗くて危険な場所はないか、実際に歩いてチェックしてみると良いでしょう。
また、スーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストアなどが近くにあると、日々の買い物にも便利です。
さらに、図書館や公民館などの公共施設、病院などへのアクセスもチェックしておきたいポイントといえます。
周辺環境の注意点「子育て」
新築一戸建てを購入するタイミングとして、子育て中の方やこれから出産を控えている方も多いと思います。
そのとき、子育て環境にふさわしいかどうか、子育てを重視した目線でチェックしてみるのが大切です。
保育施設や学校が近くにあるか、教育環境は良いか、子育て施設や図書館など公共施設は充実しているか、情報を集めておきましょう。
小さなお子さんがいるなら、近くに良い環境の公園があるかもチェックしておきたいポイントです。
さらに、将来的に教育に力を入れたいなら、学習塾などの教育環境が充実しているかも重要です。
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まとめ
新築一戸建て住宅を購入するときの「建物」の注意点として、間取りと部屋数、コンセントの位置、契約不適合責任が挙げられます。
「土地」を調べるときは、用途地域の確認、地盤が強固かどうか、隣地との境界線のチェックも必要です。
「周辺環境」を調べるときは、最寄り駅からの距離や交通の便、治安と周辺環境の良さ、子育てにふさわしい環境かどうかも確認しておきましょう。
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