一戸建ての玄関にオートロックを後付けできる?種類や費用相場を解説
一戸建てを購入する際は、セキュリティ面についても気になりますよね。
とくに、玄関の鍵をかけ忘れると不法侵入される可能性が高まるため、オートロックが設置されていると安心です。
そこで今回は、一戸建ての玄関にオートロックを後付け可能かどうかにあわせて、オートロックの種類や費用相場についても解説します。
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一戸建ての玄関にオートロックを後付けすることは可能?
実は、多くの一戸建て住宅の玄関には、オートロックが設置されていないのが現状です。
しかし、ご安心ください。
すでに施工済みの一戸建ての玄関にも、オートロックを後付けで設置することは可能です。
オートロックとは?
オートロックとは、ドアを閉めると自動的に鍵がかかる電気式の錠前のことを指します。
オートロックがあれば、鍵のかけ忘れを心配する必要がなくなります。
普通の鍵とオートロックは構造が異なるため「後付けが難しいのではないか」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、意外にもオートロックは簡単に後付けで設置できるのです。
オートロックを後付けするには?
玄関の鍵のシリンダーを交換したり、新しく鍵穴を作ったりする方法で、オートロックを後付けできます。
さらに、玄関のドア全体を取り替える必要はありません。
ただし、オートロックにも色々な種類があり、取り付け方法がさまざま点には注意が必要でしょう。
近年は、専門的な知識がなくてもご自身で取り付けられるタイプのオートロックが増えてきています。
たとえば、スマートフォンで操作できる「スマートロック」のなかにも、オートロック機能が付いているものがあります。
スマートフォン1つで鍵の開け閉めができるのは、とても便利ですね。
大切なのは、ご自身の生活スタイルやニーズに合ったものをお選びいただくことです。
ご予算も考慮しながら、使いやすいオートロックをお探しいただくことをおすすめいたします。
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一戸建ての玄関に後付け可能なオートロックの種類とは?
オートロックと一言で言っても、さまざまな種類があり、機能や使い方も異なります。
今回は、そのなかでも5種類のオートロックについて解説します。
①暗証番号タイプ
鍵の代わりに暗証番号を使うタイプです。
鍵を持ち歩く必要がないので便利で、多くの方が利用しています。
暗証番号タイプは鍵を忘れる心配がなく、暗証番号さえ覚えていれば良いところがメリットです。
また、使い方が簡単でボタンを押すだけで開けられるため、子どもやお年寄りの方でも使いやすいです。
ただし、暗証番号を忘れると開けられなくなる点には注意が必要で、他人に暗証番号を知られないような配慮も忘れずにしましょう。
②タッチキータイプ
タッチキータイプのオートロックは、登録した鍵をオートロック本体にかざすことで鍵を開けることができます。
このタイプには、カードキーが付属しているものや、交通系のICカード、さらにはスマートフォンを鍵として使用できるものもあります。
電車やバスを利用して通勤・通学している場合、交通系のICカードは毎日持ち歩くため、鍵を忘れる心配がありません。
また、ICカードを持っていない方でも、スマートフォンがあれば鍵の開閉ができるので安心です。
③指紋認証タイプ
防犯性を重視するなら、指紋認証タイプのオートロックがおすすめです。
自分の指紋を登録し、指をかざすだけで鍵を開けることができます。
鍵を持ち運ぶ手間やパスワードを覚える手間が省ける点がメリットです。
また、鍵の複製ができないため、不正な解錠を防ぐことができます。
防犯性を高めたい、家族の安全を第一に考えたい方は、指紋認証タイプの導入を検討してみてください。
ただし、安価な製品はエラーが多くなる可能性があります。
そして玄関ドアに取り付けるため、水垢や砂ぼこりが付着すると正常に認証されないリスクがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。
④リモコンタイプ
テレビのリモコンと同じように、ボタンを押すだけで鍵の開閉ができます。
リモコンタイプの魅力は、ボタン1つで簡単に操作ができる点です。
また、鍵穴に鍵を挿す必要がないため、手が塞がっているときも便利です。
離れた場所からでも操作できるため、雨の日でも傘を畳まずにすぐに入れます。
荷物をよく持ち歩く方やお年寄りや小さなお子さんがいるご家庭、簡単な操作を好む方におすすめです。
ただし、リモコンを忘れると開けられなくなるため、外出の際は忘れないように日頃から気をつけましょう。
⑤自動施錠するドアノブタイプ
ドアノブと鍵が一体化しているタイプを後付けしたい場合は、自動施錠機能付きのドアノブを取り付けるのがおすすめです。
このタイプは、持ち手部分や台座に暗証番号パネルが付いていることが一般的で、正しい番号を入力することで解錠できます。
電気を使用していないため、電池切れや停電で閉め出される心配がないのがメリットです。
ただし、解錠には自分で番号を入力する必要があるため、暗証番号を忘れないように注意が必要です。
このタイプのオートロックは、マンションの通用口やゴミ置き場など、多くの人が出入りする場所でよく使われています。
防犯性はそれほど高くないため、一戸建ての場合は勝手口に取り付けるのがおすすめです。
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一戸建ての玄関にオートロックを後付けする際の費用相場とは?
一戸建ての玄関にオートロックを後付けする際は、大きく分けて以下の2つの費用がかかります。
●部材費(オートロックそのものの値段)
●作業費(取り付けてもらう人件費)
本章では、それぞれの費用相場や後付けにかかる時間について解説します。
部材費の費用相場
部材費は、オートロックの種類によって、費用が以下のように異なります。
●玄関の内側だけに取り付けるタイプ:約2~3万円
●玄関の外側にも取り付けるタイプ:約5~6万円
●高性能で防犯性の高いタイプ:10万円以上するものもある
オートロックを選ぶ際は、安いからと費用だけを見て判断するのは危険なため、使いやすさや防犯性も考えて選ぶのがおすすめです。
作業費の費用相場
作業費は、オートロックの後付けを業者に頼んだ場合に発生する費用です。
業者さんや選ぶオートロックによって変わりますが、約2~3万円が相場となります。
DIYで取り付けられるタイプもありますが、自信がない場合は業者さんにお願いするのがおすすめです。
このように部材費と作業費を合わせると、約4~8万円が目安といえるでしょう。
オートロックの後付けにかかる時間
一戸建てにオートロックを後付けする際は、工事にどれくらいの時間がかかるのかも気になりますよね。
取り付け時間は、選ぶオートロックによって変わります。
DIYでも取り付け可能なタイプであれば、所要時間は約30分~1時間です。
この程度の時間なら、休日や時間がある日に手軽にチャレンジできそうですね。
一方、電気工事や穴開けが必要なタイプであれば、1時間以上かかるでしょう。
そしてDIYに挑戦する場合は、時間に十分な余裕を持ち、取り付け説明書をよく読んでから始めるのが賢明です。
なお、業者に依頼すれば最短30分で取り付けすることも可能なため、ご自身で後付けする自信がない方は、無理せずプロに任せると安心です。
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まとめ
既存の一戸建ての玄関にオートロックを後付けすることは可能です。
オートロックは主に5種類あり、鍵を持ち歩かなくて良い暗証番号タイプや指紋認証タイプなどが含まれます。
そして、費用相場は種類や業者によって異なりますが、部材費と作業費合わせて、約4万円~8万円が目安となります。
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