シングルマザーでも住宅ローンの利用は可能!年収の目安やポイントを解説
シングルマザーだと、マイホームを購入する際に住宅ローンが利用できるか心配になりますよね。
住宅ローンを利用することは可能ですが、事前にポイントを押さえておくと安心です。
本記事では、シングルマザーでも住宅ローンの利用が可能なことや審査を通過するための年収基準とポイントを解説します。
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シングルマザーでも住宅ローンの利用は可能!
冒頭でも述べたように、シングルマザーでも、住宅ローンを利用してマイホームを手に入れることは可能です。
シングルマザーであることを理由に、住宅ローンの審査に通らないわけではありません。
金融機関の設定した審査基準をクリアできれば、問題なく住宅ローンを組むことができます。
シングルマザーはローン審査で不利になる?
シングルマザーの方々のなかには、住宅ローンの審査で不利になるのではないかと心配される方もいるかもしれません。
しかし、女性であることや、家庭の状況が審査の障害になることはありません。
シングルマザーでも、他の方と同じように審査を受けることが可能です。
最近では、働く女性が増えているため、女性専用の住宅ローンを提供している金融機関も増えています。
女性特有の病気に対する保険が付いていたり、金利が低くなったりなど、女性にとって利用しやすい住宅ローンもあります。
ただし、シングルマザーであるからといって、特別に優遇されるわけではない点に注意が必要です。
審査は公平におこなわれ、申し込み者の返済能力によって、住宅ローンを組むことができるかどうかが決まります。
住宅ローンは収入と返済プランがカギ
住宅ローンの審査で大切なのは、収入の状況です。
収入は、年収と勤続年数で評価されることが一般的です。
年収が高く、勤続年数が長いほど、審査にとおりやすくなります。
勤続年数は、収入が安定しているかどうかを判断するための指標として使われます。
したがって、就職や転職してから1年未満の場合、審査で不利になる可能性があるためご注意ください。
また、住宅ローンの審査に通るためには、返済プランをしっかりと考えることも大切です。
住宅ローンの返済期間は長いため、最後まできちんと返済できるかどうかが、審査で重視されます。
そのため、申し込み前に返済プランをしっかりと考え、無理なく返済できる資金計画を立てることがおすすめです。
住宅ローンの申し込み時に無理なく返済できるプランを提案することで、審査での信頼を得ることができ、審査にとおりやすくなります。
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シングルマザーが住宅ローンの審査を通過するための年収基準!
シングルマザーであっても、住宅ローンを利用するためには、金融機関が設定した年収の基準を満たす必要があります。
住宅ローンを利用する際に重視される年収基準や雇用形態、健康状態は以下のとおりです。
年収基準
住宅ローンの返済では、多くの場合、毎月10万円単位の支払いが必要になります。
そのため、一定の収入がないと、審査にとおるのは難しいです。
シングルマザーであっても、他の属性の方と同じ条件が適用され、年収の目安は最低でも200万円~300万円ほどです。
月収で考えると、25万円前後がボーダーラインとなり、この額を超えれば、融資を受けられる可能性が高まります。
ただし、金融機関によって年収のボーダーラインは異なるため、ご注意ください。
たとえば、大手銀行では、より高い確実性を求めるため、年収400万円以上を基準にしている場合もあります。
また、借り入れる金額は、年収の20%~30%を目安にすると良いでしょう。
借り入れ額を増やすと、購入できる家の選択肢が広がりますが、生活費に充てることができるお金が減少するため、注意が必要です。
雇用形態
住宅ローンの審査では、年収だけでなく、雇用形態も考慮されます。
正社員であれば、解雇されにくく、収入が安定していると見なされ、審査で有利です。
一方で、アルバイトや派遣社員などの非正規雇用は、収入が不安定で雇用が突然終了する可能性が高いと判断され、審査で不利となります。
そのため、現在非正規雇用の場合は、正社員として働けないか職場に交渉することをおすすめします。
健康状態
年収や雇用形態だけでなく、健康状態も住宅ローンの審査で重要なポイントです。
健康な状態であれば、団体信用生命保険に加入できるため、何かあっても保険金で住宅ローンを完済でき、金融機関も安心して融資できます。
しかし、健康状態が悪い、または手術後の経過観察中など、不安要素がある場合、団体信用生命保険に加入できない可能性があり、審査で不利になります。
そのため、住宅ローンを申し込む際には、自身の体調や健康状態を考慮して検討するのがおすすめです。
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シングルマザーが住宅ローンの審査を通過するためのポイント!
年収がギリギリの基準額に近い場合や、審査基準を満たしているか不安な場合でも、以下のポイントを押さえておくと、安心です。
以下は、シングルマザーの方々が住宅ローンの審査を通過するために知っておいたほうが良いポイントです。
ポイント①自己負担金を多く用意する
自己負担金とは、住宅購入費用の一部を先に支払うお金のことで、頭金とも呼ばれます。
一般的に、住宅の購入費用は、自己負担金と住宅ローンで支払います。
つまり、自己負担金が多ければ、借り入れる金額を減らすことができるのです。
たとえば、3,400万円の住宅を購入する場合、400万円の自己負担金を用意できれば、借り入れる金額は3,000万円で済みます。
借り入れる金額が少なければ、完済できる可能性も高まるため、金融機関も融資をしやすくなります。
また、まとまったお金を用意することで、収入の安定性や計画性をアピールできるのもメリットです。
そのため、生活費に余裕のある方は、住宅ローンを申し込む前に自己負担金を多く用意しておくことをおすすめします。
ポイント②勤続年数を1年以上にする
住宅ローンの審査では、前章でも述べたように勤続年数も重要なポイントです。
最近では、転職が一般的になっているため、同じ業種であれば、勤続年数が1年未満でも、前の職場の勤続年数を合算して計算されることもあります。
ただし、同じ業種でも、頻繁に転職をしていると、収入が安定していないと判断され、審査で不利になります。
安定した収入を証明するためには、勤続年数を1年以上にしてから、住宅ローンを申し込むことがポイントです。
また、勤務先の経営状況も審査の際に見られます。
設立から間もない会社や、赤字が続いている会社に勤めている場合、審査で不利になる可能性があるためご注意ください。
ポイント③自分に合った住宅ローンを選択する
住宅ローンにはいくつかの種類があり、金融機関によって融資条件が異なります。
年収が足りないと感じる場合、高年収を求める金融機関を避け、自分に合った住宅ローンを選択することが大切です。
また、同じ金融機関でも、商品によって金利が異なるため、比較検討してから申し込みましょう。
無理なく返済できる金利の住宅ローンを選び申し込むと、審査に通過する可能性が高まります。
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まとめ
シングルマザーでも、審査条件を満たせば、住宅ローンを利用することは可能です。
審査に通過するための年収の目安は、最低でも200万円~300万円ほどで、雇用形態や健康状態も考慮されます。
審査通過のポイントは、自己負担金を多く用意し、勤続年数が1年以上になるタイミングで、自分に合った住宅ローンを選択することです。
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