一戸建てにプールを設置するメリット・デメリット!工事費用や維持費も解説
水泳が好きな方は、マイホームにプールを設置することに憧れますよね。
しかし、工事費用や維持費用に高額な資金が必要になるのではないかと躊躇される方も多いでしょう。
本記事では、一戸建てにプールを設置するメリット・デメリット、工事費用や維持費用について解説します。
一戸建てを購入後にプールの設置を迷っている方は、ぜひ参考にご覧ください。
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一戸建てにプール設置は費用がかかる?メリット・デメリット
一戸建てを購入する際は、プールを設置して、家族とプールではしゃぐ時間や早朝の静かな水泳などを夢見ますよね。
プライベートプールを持つことは魅力的ですが、その前にメリットとデメリットを理解しておくことが重要です。
自宅にプールがあるメリット
自宅にプールがあると、主に以下のような3つのメリットがあります。
●子どもの遊び場になる
●フィットネスセンター代わりになる
●災害対策になる
プールは、子どもの遊び場として活用できます。
夏にビニールプールを設置して遊ぶ方もいらっしゃいますが、使用するたびに物置から取り出して膨らませたり、片づけたりするのは面倒ですよね。
その点、一戸建てにプールを設置すれば、いつでも子どもと気軽に遊べるメリットがあります。
また、水泳が好きな方なら、公共のジムやプールのように時間や制約を受けず、自由に利用できる点もメリットです。
子どもと一緒に水泳の練習をしたり、好きな時間に水中ウォーキングをしたりなど、トレーニングやダイエットにも活用できますね。
さらに、断水などの非常時には、プールを代替水源として活用できます。
大規模な地震などで断水が続いたときは、トイレの洗浄、洗濯、掃除など、飲料水以外の用途に水を供給できるメリットがあります。
自宅にプールがあるデメリット
反対に、デメリットは以下のとおりです。
●水漏れのリスク
●必要性の低下
●維持費用がかかる
プールが破損した場合は水漏れのリスクがあり、自宅周辺の土壌に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、ライフスタイルの変化や子どもの成長などで、プールの必要性が低下することもあるでしょう。
使用しないプールは無駄な空間となり、維持費や掃除の手間だけがかかってしまいます。
プールは定期的な清掃とメンテナンス、濾過や消毒による水質管理も必要です。
そのため、コストや労力に見合ったメリットがあるかどうかを慎重に検討し、計画を立てることが重要です。
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一戸建てにプールを設置する際の工事費用はいくら?
では実際に、一戸建てにプールを設置するにはどのくらいの工事費用がかかるのか気になりますよね。
一般家庭における工事費用の相場は、約300万円~500万円ほどです。
そのため、一戸建ての購入代金にプラスで500万円はかかると見ておいたほうが良いです。
ただし、プールの形状や大きさ、設置場所と施工方法によっても費用は変動しますので、ご注意ください。
たとえば、小学校にあるような25mのプールを自宅に設置しようとすると工事費用だけで数千万円もかかるでしょう。
プールの設置にかかる総費用は、主にプール本体の工事とろ過機の2つの側面によって決定されます。
プール本体の工事
プール本体の工事の内訳は、以下のとおりです。
●鉄筋コンクリートの型枠工事
●ろ過機の設置
●コンクリートの打設
●防水工事
ろ過機は、プール内の汚れを除去し病原菌を殺菌するなど、プールの水質を保つために必要な装置です。
ろ過機を設置しなかった場合は、毎回水の入れ替えをしなければならず、労力と水道代がかかってしまいます。
コンクリートの打設とは、生コンクリートを枠のなかに流し込む作業のことを指します。
家庭用プールは一般的に庭に設置することが多く、プールの設置は外構工事の1つと考えると良いでしょう。
そのため、一戸建てにプールを設置する場合は、敷地の広さも確保する必要があります。
屋上や地下に設置するケースもありますが、そうなると家の構造や施工方法によって工事費用が変動するでしょう。
なお、工事にかかる期間は、通常2週間程度です。
ろ過機の費用
プールの設置に欠かせないのが、ろ過機になります。
ろ過機の稼働率は、プールにかかる水道代など、ランニングコストを左右する重要な要素です。
ろ過機の価格は数千円~数万円ほどです。
ただし、価格面だけ見てろ過機を選んでしまうと、性能が悪かった場合に逆に維持費がかさんでしまうこともあります。
そのため、ろ過機は性能を重視して選ぶことをおすすめします。
とはいえ、どのろ過機が良いのか迷いますよね。
プールの施行業者に相談して選ぶと良いでしょう。
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一戸建てにプールを設置する際の維持費用とは?
一戸建てにプールを設置するとなると、維持費用についても気になりますよね。
プールの適切なメンテナンスは、プールを長持ちさせるだけでなく、利用者の健康と安全を確保するためにも重要です。
家庭用プールの維持費用は、平均して月額6,000円~1万円ほどです。
維持費用の内訳は、以下をご覧ください。
①電気代
プールの維持費用に大きく影響するのが、ろ過システムを動かすために必要な電気代です。
ろ過機の運転費用は、その種類と容量、プールの大きさによって大きく異なります。
費用は、1か月あたり5,000円~6,000円程度が目安です。
ただし、電気料金やプール設備の効率、プールの使用頻度などによっても変動するためご注意ください。
さらに、プールに暖房設備がある場合、特定の温度を維持するために必要なエネルギーが追加されるため、電気代が大幅に高くなることがあります。
②水道代
プール内の水位を保つことは、プールのメンテナンスの重要な要素であり、プールの機能性とそれに関連するコストの両方に影響します。
プールに水を入れた当初は、多額の水道代がかかりますが、それは始まりにすぎません。
プールの水は、蒸発、使用中の飛沫、ろ過機などによって、時間とともに減少していきます。
この水を頻繁に補充する必要があるため、水道代が高くなるのです。
プールの水位を保つために必要な費用は、プールの大きさ、お住まいの地域の気候、水の価格などに大きく左右されます。
たとえば、水道代168円/㎥でプールの大きさ18㎥の場合、プール貯水時に約3,100円、年に1回3分の1ほど水を入れ替えるのに約1,100円かかります。
ちなみに、プールカバーを使用すると、水の蒸発を大幅に抑えることができ、プールに水を補充するコストを削減することができますよ。
また、プールに入るゴミの量を減らし、ろ過システムの効率を高めることもできるでしょう。
③薬剤にかかる費用
プールの水質を保つためには、専用の薬剤も使用する必要があります。
薬剤にかかる費用は、一般的に月々約1,000円ほどです。
もちろんこちらの維持費用も、使用する薬剤やプールの大きさによって変動します。
塩素は、プールで一般的に使用される除菌剤で、バクテリアやその他の有害な微生物を殺すことによって衛生的な環境を維持するために重要です。
なお、プールに薬剤を使用する際は、濃度を把握するためにプールの水を定期的に検査する必要もります。
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まとめ
一戸建てにプールを設置すると、子どもの遊び場になり、大人もダイエットや水泳のトレーニングに活用できるメリットがあります。
デメリットはコストがかかる点ですが、工事費用は300万円~500万円はかかると見ておいたほうが良いでしょう。
また、水道代や電気代などの維持費用も月々5,000円~6,000円ほどかかります。
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