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建売住宅で人気の間取りとは?内見時のチェックポイントや変更について解説

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建売住宅で人気の間取りとは?内見時のチェックポイントや変更について解説

家族と暮らす建売住宅を購入する際は、どのような間取りが多いのか気になりますよね。
そこで今回は、建売住宅の人気の間取りや内見時のチェックポイント、間取り変更ができるタイミングについて解説します。
建売住宅の購入を検討中の方は、ぜひ参考にご一読ください。

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建売住宅で人気の間取りとは?

建売住宅で人気の間取りとは?

一般的に、建売住宅は3人~5人家族が暮らすことのできる3LDK~4LDKの間取りになります。
人気の間取りは家族構成やライフスタイルによって変化しますが、近年のトレンドは以下のとおりです。

①LDKと部屋の一体化

1階にあるLDKは、個室と隣接した間取りが人気です。
これまでの建売住宅は、廊下を挟むなどでLDKと部屋が分かれている間取りが主流でした。
しかし、近年はリビングの一角に洋室や和室の部屋を隣接させた間取りが人気です。
部屋とLDKを一体化した間取りは、間仕切りを取ったときにリビングが広くなり、移動も楽になるためおすすめです。

②パントリー付きのキッチン

パントリーとは、キッチンの隣にある収納スペースのことで、食材のストックや調理道具などを置くのに便利な場所です。
パントリーは日々料理をする回数が多い家庭には欠かせないスペースで、とくに育ち盛りの子どもがいる家庭に人気の間取りです。
後からリフォームでパントリーを追加するのはむずかしいため、キッチンに十分な収納スペースが欲しい方は、購入時にチェックしましょう。

③システムキッチンは対面式

これまでの建売住宅は壁付のキッチンが多かったですが、近年は対面式のシステムキッチンが人気です。
対面式のキッチンは、リビングダイニングにいる子どもの様子を見守りながら料理をすることができます。
なお、対面式キッチンには壁についていないアイランドキッチンや片方の端が壁に付いているI型キッチンなどの種類があります。

④リビングに階段

これまでは廊下を挟んだ先に階段がある間取りが主流でしたが、近年はリビングに階段を設置する間取りが人気です。
リビングに階段を設置することで、子どもの様子を見守ることができ、廊下を減らしてスペースを有効活用できます。
とくに狭小住宅によく見られる間取りです。

⑤可変性のある間取り

近年は、子どもが産まれるなど世帯人数の変化によって部屋数を変えられるような間取りも人気です。
たとえば、2階に広い洋室を設け、将来子どもが増えたときに間仕切り壁を設置すれば部屋を分割できる間取りなどがあります。
間仕切り壁の設置は、20万円ほどの費用で設置できます。

建売住宅の内見時に確認したい間取りのポイントは?

建売住宅の内見時に確認したい間取りのポイントは?

建売住宅を内見するときは、以下のポイントをチェックしましょう。

①動線のチェック

建売住宅の間取りは、生活動線や家事動線に適した設計になっているかどうかで暮らしやすさが変わってきます。
そのため、内見するさいは動線を意識してチェックすることをおすすめします。
たとえば、キッチンからリビングまでの動線や洗濯機置き場から干す場所までの距離がチェックポイントです。

②日当たり

快適な暮らしには、日当たりもかかせません。
建物の方角や窓の位置によって日当たりは変わってくるため、なるべく日中の時間帯に内見してチェックしましょう。
とくに、スペースの広いリビングの日当たりが重要で、日当たりが良いとエアコンの効率が上がり、光熱費の節約にもつながります。

③風通し

間取り図で窓の位置や大きさを見るだけでは、風通しはわかりません。
そのため、内見時は窓を開けて風通しもチェックするのがポイントです。
とくに、夏場は風通しによって快適さが変わってくるため、要チェックです。

④収納スペース

ついついチェックを忘れてしまいがちなのが収納スペースです。
収納スペースが十分ではないと部屋が狭くなってしまうため、内見時は収納の数や広さを確認するのがポイントです。
とくにお子さまがいる家庭は、子どもが増えたり成長したりしたときに物が増える可能性を考慮して確認しましょう。

⑤コンセント

コンセントの位置や数は、間取り図ではなかなかわかりにくいですよね。
そこで、内見時にチェックしておくと家具や家電のレイアウトを考えるときにも役立ちます。
リビングやキッチンだけでなく、各部屋にコンセントが付いているかも確認しましょう。

⑥階段の勾配

階段が急勾配だと、将来高齢になったときに昇り降りがしんどくなるため、内見時にチェックしておきましょう。
とくに、LDKが2階にあると、高齢になったときに不便に感じる可能性があるため、要注意です。
また、玄関ポーチやトイレなど、将来バリアフリー仕様にリフォーム可能かどうかもチェックしておくと良いでしょう。
以上が建売住宅を内見したときの主なチェックポイントですが、部屋の間取りだけでなく、周辺建物や施設もチェックしておくことをおすすめします。

建売住宅の間取りは変更可能?

建売住宅の間取りは変更可能?

建売住宅の間取りは、基本的に変更できません。
そのため、建築済みの建売住宅を購入する場合は、リフォームで間取りを変更することになります。
ただし、建築前であれば間取り変更ができる場合もあります。
販売会社によって間取り変更の可否やできる範囲は異なるため、まずは相談してみると良いでしょう。
建売住宅で間取り変更を依頼する場合は、以下の点にご注意ください。

①間取り変更プラン

建売住宅の販売会社によっては、間取り変更プランを用意している場合があります。
そのため、変更プランに応じて間取り変更をすることはできるでしょう。
ただし、注文住宅のように1から間取りを変更するのはむずかしい可能性が高いです。

②費用面

建売住宅は、設計プランがあらかじめ決まっているため、比較的低価格で購入できるメリットがあります。
しかし、間取り変更をするとなると、変更内容によっては追加費用がかかる可能性があるためご注意ください。
とくに、建物の構造が変わるような間取り変更は、追加費用が高額になる可能性があります。
販売会社に間取り変更を相談するときは、予算の見積もりも取って資金計画を立てましょう。

③建築基準法や消防法

建築基準法や消防法に抵触するような間取り変更はできません。
たとえば、建物を支える壁や柱を除いて部屋を広くしようとすると、耐震強度が下がって建築基準法に違反してしまう可能性があります。
消防法については、火災時の安全を確保するために住宅用火災警報器の設置義務などがあります。
間取り変更を依頼する際は、建築基準法や消防法に違反する内容でないかあらかじめ確認しておきましょう。
また、自治体によって条例が異なる場合もあるため、合わせて条例も確認しておくと良いです。
とはいえ、専門用語も多いため、建築基準法や条例については施工会社や仲介の不動産会社に相談すると良いでしょう。

④リフォームする場合

建築後の建売住宅を購入後に間取り変更する場合は、リフォーム費用や建築確認申請が必要かどうかをチェックしましょう。
軽微なリフォームであればさほど費用はかからないかと思いますが、部屋の広さを変えるような大規模な工事の場合は高額になる可能性があります。
また、リフォーム内容によっては建築確認申請が必要となり、別途申請費用がかかるためご注意ください。

まとめ

建売住宅で人気の間取りは、対面式キッチンや部屋とLDKの一体化です。
建売住宅を内見する際は、収納スペースや日当たり、コンセントの位置などを確認すると良いでしょう。
建築前であれば間取り変更ができる可能性もありますが、変更内容によっては追加費用がかかるためご注意ください。

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