新居に合わせたソファの選び方とは?3つのポイントをご紹介
新築であれ中古物件であれ、新しい暮らしを始めるときには新しいソファが欲しくなりますよね。
しかし「意外と大きい」「座り心地が良くない」など、ソファ選びには後悔がつきものです。
そこで今回は、暮らしに合ったソファを選べる3つのポイントをご紹介いたします。
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弊社へのお問い合わせはこちらソファの選び方①:構造で選ぶ
生活スタイルや好みに合ったソファを選ぶために、まずはソファの構造について知っておきましょう。
ソファの構造は大きく分けて「表面の素材」と「クッションの内部」の2つに分けられます。
表面の素材
表面の素材とは、ソファのいちばん外側に見える、見た目や触り心地を左右する部分です。
表面に使われる素材には、主に以下の3種類が挙げられます。
●ファブリック
●合成皮革
●本革
1つ目の「ファブリック」は布でできた素材で、サラッとした肌触りと、カジュアルな見た目が特徴です。
布でできているため、カラーバリエーションが豊富で、通気性が高く蒸れにくいメリットもあります。
また比較的安価なので、費用を抑えつつ素材感のあるソファを選びたい場合にもよく選択されています。
2つ目の「合成皮革」は、その名のとおり人工的につくられた革のような、スベスベとした質感を持つ素材です。
革のような見た目でありながら水に強いため、モダンな雰囲気を演出しつつ、手入れもしやすい特徴があります。
ただし通気性が悪く蒸れやすいので、夏場はカバーを掛けるなどの対策が必要になることもあります。
3つ目の「本革」は、主に牛の革を使用した表面素材で、しっとりとした触り心地が特徴です。
人工皮革とは違って水に弱いため、使い続けるにはしっかりとした手入れが必要になります。
しかしその分、念入りに手入れをすれば長く使えるので、高級感や素材感を求める場合にはおすすめです。
クッションの内部
クッションの内部は、身体を受け止める「クッション材」と、衝撃を吸収する「バネ」で構成されています。
クッション材
クッション材は座面のすぐ下にあり、主に以下の2つの素材が使われています。
●ウレタン
●フェザー
「ウレタン」は化学繊維のクッション材で、軽くてクッション性があるのが特徴です。
また一口にウレタンといってもその形によっていくつかの種類があり、それぞれ座り心地が異なります。
もうひとつの「フェザー」は、水鳥の羽毛を使ったクッション材です。
保温性が高く、空気を含んでふっくらとしているので、身体を優しくしっとりと包み込みます。
バネ
バネはクッション材の下にあり、座ったときの衝撃を吸収する役割があります。
主に以下の4種類があり、予算や好みの座り心地に合わせて選ばれます。
●S字バネ
●コイルスプリング
●ポケットコイル
●ウェービングベルト
「S字バネ」は文字どおり、S字型のバネを連続でつないだもの。
クッション性や耐久性のバランスが良く、しなやかで柔らかい座り心地が特徴です。
縦巻きのバネを鉄線などで連結したものは「コイルスプリング」と呼ばれます。
柔らかさよりも弾力性が勝りますが、その分しっかりとした座り心地で疲れにくく、耐久性も高いです。
さらにコイルスプリングのバネを連結させず、それぞれを袋で包んだものが「ポケットコイル」。
一つ一つのバネが独立しているため、よりソフトでフィット感のある座り心地が叶えられますが、ポケットコイルよりも高価になってしまう点には注意が必要です。
また鉄製のバネではなく、ゴムのような弾力性のあるテープで支えるタイプは「ウェービングベルト」と呼ばれます。
座り心地や耐久性は他のバネのほうが勝りますが、安価で軽量なため、リーズナブルなソファやデザインにこだわったソファによく使用されています。
ソファの選び方②:サイズで選ぶ
ソファのサイズでチェックすべきポイントは「幅」と「奥行き」、そして「高さ」の3つです。
ソファの幅
2人用や3人用など、一度に多くの人が座る場合や、ソファで横になりたい場合などは、ソファに幅が必要です。
このとき、本体そのものの幅だけでなく、座面の幅もチェックするようにしましょう。
座面の幅が狭いと、ソファで寝転んだ際に身体が収まらず、ゴロゴロしにくい可能性があります。
また座面の奥行きがあると、足を投げ出して座る際にも身体をソファに預けやすくなります。
ソファの奥行き
幅と同様に、ソファの奥行きにも注意しましょう。
ソファに座って作業や食事、読書をする場合は奥行きが浅めのものを。
ソファで横になりたい場合や、あぐらをかいて座る場合には奥行きが深いものがおすすめです。
また奥行きがありすぎると、部屋のなかでの収まりが悪くなり、見た目にも影響する可能性があるので注意しましょう。
ソファの高さ
背もたれや座面の高さも、ソファ選びで重要な要素です。
しっかりと背中を預けて座りたい方は、背もたれが高いものを選ぶと良いでしょう。
ソファに座りながらテレビを観たり、テーブルを使ったりする場合は座面の高さもそれらに合わせると、より楽な姿勢で生活できるようになります。
またソファの圧迫感をなくすために、あえて高さが低いソファを選ぶのも有効です。
ソファのサイズを選ぶ際の注意点
ソファを選ぶ際は、お部屋の広さに対してソファが大きすぎないことも意識しましょう。
ソファが大きすぎるとお部屋に圧迫感が生まれ、あまり良いインテリアにならない可能性があります。
またソファが生活動線にはみ出し、家事がやりにくくなることも考えられるため、適切なサイズのソファを選ぶことが重要です。
くわえて室内に搬入できるように、ドアや窓を通れるサイズであるかどうかを、事前に確認しておきましょう。
ソファの選び方③:形で選ぶ
ソファは用途や合わせる部屋の間取りによって、さまざまな形のものを選ぶことができます。
もっともスタンダードなのは直線的な形のソファで、2人掛けの「ラブソファ」、3人掛けソファなどがあります。
最近では、ふたりでゆったりと座れる2.5人掛けソファなどもあるので、使う人数に合わせて選べるでしょう。
また1人掛けの「パーソナルチェア」はコンパクトで収まりが良く、肘掛け付きのものやリクライニング機能付きのものなど、さまざまな種類があります。
そのため一人暮らしのお部屋だけでなく、カフェスペースや読書スペースなど、こだわりのある空間のソファとして選ばれる方も多いです。
ソファをL字型に配置したい場合には「カウチソファ」や「コーナーソファ」がおすすめです。
カウチソファは一部の座面の奥行きが深くなっており、脚を伸ばしてゆったりとくつろげるのが特徴。
コーナーソファは複数のユニットを組み合わせてレイアウトできるため、お部屋の間取りに合わせたサイズに調整できます。
テレビの前にソファを置く場合は、背もたれが自動で倒れ、フットレストなども付いている「リクライニングソファ」もおすすめです。
またひとつの用途だけでなく、さまざまな使い道がある形のソファもあります。
北欧家具などでよく見かける「ソファベッド」は、背もたれを倒してベッドのように寝転べるのが特徴。
ベッドとソファを兼用できるので、コンパクトな一人暮らしのお部屋に向いているほか、ちょっとお昼寝をしたい際にもピッタリです。
また「オットマン」は、ソファと組み合わせて使うことで、座面が広くないソファでも、足を伸ばしてゆっくり過ごせるようになります。
ちょっとしたスツールとしても使えるため、柔軟な使い方ができるソファとして人気があります。
まとめ
ソファ選びでは「構造」「サイズ」「形」の3つのポイントに注意することで、お部屋に合ったソファが選びやすくなります。
新居に合わせた理想のソファを選んで、新しい暮らしをスタートさせてくださいね。
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