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庭の地面の素材の選び方とは?それぞれの素材のメリット・デメリットを解説

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庭つき一戸建ての家を持っているなら、土のままよりも何かを敷くほうが庭がきれいで使いやすくなります。
しかし「何を選べば良いかわからない」とお困りの方もいらっしゃるでしょう。
今回は庭づくりで使われる素材「芝」「砂利」「コンクリート」の特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

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庭の地面の素材を天然芝・人工芝にするメリット・デメリット

庭の地面の素材を天然芝・人工芝にするメリット・デメリット

天然芝・人工芝の庭は、自然やアウトドアが好きな方に人気が高い地面の素材です。
自然な景観や庭いじりが好きな方は天然芝、庭の管理に時間をかけられない方には人工芝がおすすめです。
ここでは天然芝・人工芝それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

庭の地面の素材を天然芝にするメリット

天然芝は青々とした緑の見た目と、自然の素材であることが大きな特徴です。
自然の芝の上でお子さんやペットが気持ち良く駆け回ることができるでしょう。
砂利とは違い、小さなお子さんでも安心して芝の上を歩くことができて、転んでも大けがの心配はありません。
きちんと管理すれば長持ちし、人工芝と比べて安く抑えられることもメリットです。
傷んでしまっても、そのだけ部分を切り取って植え替えることができます。

庭の地面の素材を天然芝にするデメリット

植物である天然芝は、日当たりの良くない場所では育たないことがデメリットです。
条件の良い地面を慎重に選ばなければ、施工しても芝生が育ちません。
また月1回程度の芝刈りや肥料やりなど、さまざまな手入れが必要になります。
放っていても育つわけではないため、品種の特徴を理解したうえで育てる必要があり、ある程度植栽に関する知識がないと維持が難しいでしょう。
冬は枯れたように茶色に変色してしまい、時にはそのまま枯れてしまうこともあります。
庭の地面の素材を天然芝にする場合は、定期的なメンテナンスを意識することが大切です。
芝生の品種に合わせて、季節ごとに変わる生え方や色味に対応していきましょう。
ガーデニングの知識を学んで適切に対処すれば、自然の心地よさを長く楽しめる庭づくりができるはずです。

庭の地面の素材を人工芝にするメリット

人工芝は、一年中緑を感じさせてくれるのが大きな特徴です。
天然芝はシーズンによって枯れてしまう素材ですが、人工芝なら1年をとおして自然の外観を楽しめます。
メンテナンスも必要なく、一度敷いてしまうと10年程度使うことができます。
また天然芝は踏まれるのに弱い種類がありますが、人工芝ならどれもしっかりしていて傷むおそれがありません。
そのためサッカーやゴルフなどのスポーツも、思う存分自宅の庭で楽しむことができるでしょう。

庭の地面の素材を人工芝にするデメリット

人工芝は天然芝に比べて、費用が高くついてしまう傾向にあります。
予算に余裕がなければ、導入は厳しいかもしれません。
よく足を踏み入れる部分はパイル(人口草)が寝たり抜けたりすることがあり、再び生えることはないため見た目が悪くなることもしばしばです。
熱で溶けるおそれもあり、バーベキューなどで火を使う場合は注意が必要です。
長くきれいな状態を保つことができますが、10年前後経った頃には張り替えが必要になります。
庭の地面の素材を人工芝にする場合は、導入前にしっかりと平らに整地しておくことがポイントです。
しっかり整地をしなければあとで凹凸ができてしまい、手直しの必要性が出てくる可能性があります。
人工芝は設置をしっかりすれば、その後は手入れなしで長く美しい景観を保つことができるので、導入時はとくに注意を払って設置したいものです。

庭の地面の素材を砂利にするメリット・デメリット

庭の地面の素材を砂利にするメリット・デメリット

砂利とは、天然の岩石を人工的に細かく砕き、粒状に加工したもののことを指します。
砂利にはさまざまな種類や色があるのが大きな特徴です。
続いては、庭の地面の素材に砂利を選ぶメリット・デメリットを確認していきましょう。

庭の地面の素材を砂利にするメリット

砂利は庭の地面に敷く素材のなかでも、最も安価で導入できる種類で人気の高い素材です。
色や形、大きさもさまざまで、庭の雰囲気を大きく変えることができます。
踏むと音が鳴ることから、防犯対策としても使える点もメリットといえます。
砂利を敷くことで水はけも良くなり、雨のあとに泥よごれに困るようなこともないでしょう。
砂利を厚く敷けば雑草を防ぐ効果も期待でき、庭の地面の素材として優れた存在です。

庭の地面の素材を砂利にするデメリット

砂利はバラバラになってしまいやすく、落ち葉や雪かきなどの掃除がしにくい点がデメリットです。
また人がとおるうちに砂利が減っていくため、また砂利を追加しなければ砂利の層が薄くなります。
砂利が薄くなると日光が土に届きやすくなるだけでなく、砂利のすき間から種が侵入して雑草が生える原因につながります。
また砂利の種類によっては、色が変色したりにごったりすることもあります。
そのため、数年に1度はメンテナンスの手間が出てくることもあるでしょう。
庭の地面の素材を砂利にしたい場合は、防草シートを併用するのがおすすめです。
防草シートとは雑草を防ぐために砂利の下に敷いておくシートのことで、しっかりと雑草対策ができ、さらに砂利が土に沈むのも防いでくれます。
砂利の導入はプロに頼む必要もなく、おしゃれな色を楽しめる素材なので、しっかり対策して導入すれば一風変わったおしゃれな庭を楽しめることでしょう。

庭の地面の素材をコンクリートにするメリット・デメリット

庭の地面の素材をコンクリートにするメリット・デメリット

地面がコンクリートだと、耐久性が高くなるのが大きな特徴です。
最後に庭の地面の素材をコンクリートにした際のメリット・デメリットを見ていきましょう。

庭の地面の素材をコンクリートにするメリット

コンクリートの庭は強度があり、半永久的に性能を保つのがメリットです。
庭の手入れに手間をかけられない方にはぴったりの素材といえるでしょう。
地面を完全に覆ってしまうので雑草が生えず、虫が寄り付くことも少なくなります。
落ち葉や雪かきなどの掃除も簡単にできるので、毎日が忙しい家庭にも適しています。
勾配をつけて排水溝をきちんとつくれば水はけの心配がないため、水たまりやぬかるみもなく庭でのひと時を楽しむことができます。

庭の地面の素材をコンクリートにするデメリット

コンクリート素材のデメリットとしては、設置や撤去に時間とコストがかかってしまう点が挙げられます。
素人には設置できずプロの手が必要となるだけではなく、素材がしっかり固まるまで1週間程度かかってしまいます。
そして1度敷くと自分で撤去するのは難しいため、プロに頼まなければなりません。
また日光の照り返しが厳しく、夏は熱くなってしまいます。
見た目も少々味気のない印象があり、コンクリートだけの庭だと寂しい感じに見えるかもしれません。
庭の地面の素材をコンクリートにしたい場合は、庭の周囲をシンプル・モダン・無機質といったデザインにすることで、コンクリート素材の活きる庭づくりができます。
もしくはハケを使って模様を入れる「ハケ引き仕上げ」にすると仕上がりの印象が変わるので地味になりすぎないでしょう。
コンクリートにスタンプを押したり、色ガラスや貝殻などを埋め込んで色味をつけるのも良いアイディアです。

まとめ

庭の地面の素材を天然芝・人工芝にすると豊かな緑が楽しめる庭づくりができます。
砂利の場合は、比較的安価でおしゃれなデザインの庭に仕上げることができるでしょう。
コンクリートは強度のある庭づくりができ、簡単なメンテナンスだけで庭のひと時を楽しめるはずです。
お好みの素材を選んで、楽しく自宅の庭づくりをしていきましょう!

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