マイホームに表札を設置!素材の種類と設置場所や設置する際の注意点を解説
表札は「家の顔」とも呼ばれ、昔から大切にされてきました。
近年では個人情報の観点や防犯意識の高まりから表札を出さないこともありますが、マイホームをお持ちの方は今でも表札を出しているケースが多いです。
今回は、マイホームに表札を設置する際に知っておきたい、表札の素材の種類や設置場所、そして設置するときの注意点について解説します。
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表札は以前、長方形の石材に名前を彫るタイプが主流でしたが、最近では個性的な表札が増えています。
まず、よく表札に使われている6種類の素材とそれぞれの特徴について解説します。
天然石
大理石や御影石(みがげいし)などの天然石を使用した表札は、日本で一番多く使用されている種類です。
見た目に重厚感や高級感があり、耐久性にも優れている特徴をもっています。
天然石は重量があるため、落下しないよう十分注意して取り付ける必要があります。
またボルトでの取り付けができない素材のため、外れてしまわないように工夫して取り付けることが大切です。
タイル
タイルは洋風で遊び心のあるイメージに仕上がる素材の種類です。
タイルは余白が多く、デザインで遊びやすいのが特徴です。
仕上がりに味わいが出るので、楽しい見た目の表札を作りたい方にぴったりです。
飛来物や地震などの衝撃で破損しやすいため、設置方法や設置場所には注意が必要です。
ステンレス
ステンレス製の表札は、金属特有のシンプルさがあり耐久性に優れた素材の種類です。
デザインの幅が広く、スタイリッシュな印象に仕上がるのが特徴です。
ほかの素材と組み合わせることによって、より個性的な表札に仕上げることもできます。
表面にサビがつく可能性があるため、定期的にメンテナンスをすることをおすすめします。
焼き物
有田焼や備前焼、九谷焼、信楽焼、七宝焼など、本格的な焼き物も表札の素材としてよく選ばれる種類です。
和の雰囲気が強く出るのが特徴で、全体的に趣きのある落ち着いた印象になります。
デザイン性のある書体を用いることで、遊び心のある表札にすることもできます。
ほかの素材と比べて耐久性に劣る部分があるので、慎重な取り扱いが必要です。
ガラス
ガラスでできた表札も近年増えてきています。
色褪せたり錆びたりしないのが特徴で、透明感のあるおしゃれさが魅力です。
とくに琉球ガラスのようなカラフルな色どりが人気を集めています。
四角や丸など、形状によって雰囲気を自在に演出できたり、LED照明と組み合わせてワンランク上のデザインにできたりと、工夫次第で個性が出しやすいのも魅力的です。
高価になりやすいことや、衝撃に弱い点は注意が必要です。
天然木
天然木の表札は、木目の美しさが目を引く素材の種類です。
天然木とひと口に言っても、木の種類によってそれぞれ違った個性があります。
全体的に温かみのあるデザインが特徴ですが、木の種類によって和風の家に限らず幅広く対応できるのも天然木の魅力です。
経年変化を楽しめる一方で、変色・腐食が生じやすい素材でもあります。
マイホームに表札を設置!表札の設置場所
表札を設置する場所にはルールがなく好きな場所に取り付けできますが、一度付けると場所を変えることはほぼないので失敗したくないですよね。
次に、表札を設置するのにおすすめの場所について解説します。
玄関まわり
玄関へのアプローチが短く門柱などを立てるスペースがない場合は、玄関まわりの壁に表札を設置するのがおすすめです。
玄関まわりに表札を設置する場合は、基本的には外から見て右側に付けるのが一般的とされています。
しかし必ず守るべきルールではないので、こだわりがなければ右側に設置し、家の造りに合うようであれば左側に変更するのも良いでしょう。
ポスト
新聞や郵便物が届くポストも、表札を設置しやすい場所です。
ただポストには、横長、縦長、玄関横の壁などさまざまな形状があります。
ポストに設置する場合はポスト用表札として作成しないと、一体感のないちぐはぐな印象になってしまう可能性があります。
ポストの形状をよく考慮して表札作りをしましょう。
門扉まわり
敷地の境界線上に門扉がある場合は、門扉まわりを設置場所にすると良いでしょう。
門扉まわりなら玄関まで行かずに表札を見られるので、宅配のドライバーや訪問者が確認しやすくなります。
門扉ではなくても、門柱があるなら門柱に設置するのも1つの手段です。
ただし扉に直接取り付けるのは、表札が落下する可能性が高まるためあまり好ましくありません。
もし扉に直接取り付けたい場合は、アルミやアクリルなどの軽い素材を選ぶと良いでしょう。
マイホームに表札を設置!表札の設置する際の注意点
表札は一度設置すると破損などがない限り取り外すことはほとんどありません。
そのため、表札を設置する際は、できるだけ注意を払って取り付ける必要があります。
最後に、表札を設置する際の注意点について解説します。
設置場所を一番最初に決める
まず表札を選ぶ前に、設置場所をはっきりと決めておくことが重要です。
理由としては、表札の設置場所によって表札の大きさや素材を変える必要があるためです。
設置場所が玄関横の壁なのか、ポストなのかで、表札のサイズや種類を変える必要がでてきます。
設置場所を最初に決めておくことは、注意点のなかでも最も重要なポイントです。
設置場所のデザインと合わせる
表札を選ぶ時は、取り付ける場所と表札のデザインがマッチしているかを考慮することも大切です。
何も考えずに好きなデザインで作成すると、せっかくおしゃれな表札ができても違和感が出る可能性があります。
たとえば洋風の家に和のテイストが強く出た表札は、マッチしづらいことが考えられますよね。
表札を選ぶときは、設置場所のテイストにマッチするかを考えることも注意点のひとつです。
素材の特徴を把握する
表札に使われる素材はさまざまな種類があり、一つひとつに特徴があります。
表札の素材を選ぶときは、デメリットを把握しておくことも大切です。
たとえばステンレス製の表札は、錆が発生したり表面に傷がついたりするおそれがあります。
天然木を使った表札は、風雨や日光にさらされることで劣化してしまうため、2~3ヶ月に1度の定期的なメンテナンスが必要です。
こうした素材ごとの特徴ともなるデメリットを把握しておくことで、表札を長く使い続けることができます。
美しい状態を保つためにも、素材の特徴も十分踏まえておくことも表札選びの注意点になります。
素材に合わせて取り付け方法を変える
表札は素材によって設置方法が異なるため、素材に合わせた取り付け方法を選ぶことが大切です。
たとえば、ステンレスやアクリルの表札は両面テープや接着剤での取り付けが向いています。
木材の表札なら、ボルトでの取り付けが向いています。
ガラスの表札の取り付けは、ボルトだと壁から浮かせた状態で取り付けできますが、接着剤や両面テープでも取り付け可能です。
取り付け場所や素材に合わせた取り付け方法を選ぶことも注意点の1つです。
まとめ
家の顔ともいえる表札には、一般的な石材のほかにもタイルやステンレス、焼き物などさまざまな種類があります。
表札の設置場所にはルールがないため、玄関周りや門扉まわりなど家の造りに合わせた見やすい場所に設置します。
設置場所を決めたら、設置場所ののテイストと違和感のないデザインで表札作りをしましょう。
あなたの自宅にもすてきな表札を取り付けて、気持ち良く訪問者をお迎えしましょう。
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