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不動産投資と株式投資を比較!メリット・デメリットや向き・不向きを解説

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不動産投資と株式投資を比較!メリット・デメリットや向き・不向きを解説

少子高齢化問題が心配な日本では、なるべく今のうちから資産運用をして、将来に備えておきたいところでしょう。
そこで今回は、資産運用方法として選ばれやすい不動産投資と株式投資のメリットやデメリット、どちらがおすすめかについて解説します。
ぜひ、今後の資産運用のご参考になさってください。

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株式投資と比較した不動産投資のメリット・デメリット

株式投資と比較した不動産投資のメリット・デメリット

不動産投資とは不動産を購入し、賃貸物件として家賃収入を得たり、転売して売却利益を得たりする投資手法の一つです。
マンションやアパートなどの賃貸経営、駐車場や駐輪場としての土地活用など、投資対象の不動産も利益を得る方法もさまざまです。

不動産投資のメリット

不動産投資は、株式投資と比較して以下の5つのメリットが得られます。

●価格変動がゆるやか
●レバレッジを効かせた投資ができる
●減価償却で節税できる
●団体信用生命保険に加入できる
●インフレ対策になる


不動産投資は、株式投資と比較して価格変動がゆるやかです。
そのため安定した投資運用が期待できます。
また、不動産投資ローンを利用して投資できるため、少ない自己資金でも10倍から数十倍のレバレッジの効いた投資ができます。
株式と比較して節税しやすい点もメリットです。
不動産の場合、建物の経年劣化に伴う資産価値の下落分を減価償却費として毎年の確定申告時に経費計上することができます。
減価償却費を計上することで、実際に出費がなくとも所得を抑えることができ、結果的に課税額も抑えることができるのです。
投資用ローンを組む際は、団体信用生命保険に加入することで、万が一契約者が事故などで亡くなったときにローンの返済が0円になります。
そうすると遺族には不動産が残るため、生命保険の役割を果たせるメリットもあります。
近年はインフレ(物価上昇)も心配ですが、物価が上昇すると不動産価格も上がりやすいため、インフレ時でも安心して資産運用しやすいでしょう。

不動産投資のデメリット

反対に不動産投資には以下の3つのようなデメリットもあります。

●取引に時間がかかる
●短期的に大きな利益は得にくい
●初期投資費用がかかる


不動産投資は、リアルタイムで取引できる上場株式と比較すると、取引に時間がかかる点がデメリットです。
それは、物件の調査や立ち会い、購入時のローン審査などに期間を要するからです。
また、価格変動が安定している分、短期的に大きな利益を狙うこともむずかしいです。
株式投資と比較して初期費用が高額になる点もデメリットでしょう。

不動産と比較した株式投資のメリット・デメリット

不動産と比較した株式投資のメリット・デメリット

株式投資は、株式会社が発行する株式を株式市場で売買し、その売買差額で利益を得たり、保有期間中の配当金で利益を得たりする投資手法です。
株式には大きく分けて上場株式と非上場株式の2種類がありますが、証券取引市場で流通している上場株式に投資をするのが一般的です。

株式投資のメリット

不動産投資と比較した株式投資のメリットは、以下の3つです。

●短期間でも利益が狙える
●小口で投資できる
●管理・維持費がかからない


株式投資は、市場が開いている時間であればリアルタイムに、インターネット上で売買することができる点が最大のメリットです。
短期的に利益を上げることも可能で、不動産と異なりすぐに現金化することもできます。
積み立て型の株式投資であれば数万円台の小口から始めることができ、投資初心者でも気軽に始めやすいでしょう。
不動産を所有すると毎年固定資産税などの維持費や物件の管理費が必要ですが、株式投資の場合はそれらの費用がかかりません。
株式投資も投資方法によっては諸経費がかかりますが、不動産の売買にかかる諸経費に比べると小額で済むでしょう。

株式投資のデメリット

反対に株式投資のデメリットは、以下の3つです。

●元本割れのリスクがある
●価格変動の幅が大きい
●レバレッジ効果が小さい


株式は、不動産投資と比較するとハイリスクな金融商品です。
それは、投資した資金が0円になる元本割れのリスクがあるからです。
たとえば、株式会社の業績が悪くなって倒産したり、何らかの理由で上場廃止になったりした場合に元本割れとなることがあります。
リアルタイムで価格が変動するため、逐一値動きをチェックする手間もかかります。
サラリーマンの方などが株式を購入すると、毎日の勤務時間中も価格変動が気になって気が休まらないことも考えられます。
また、不動産投資が10倍から数十倍のレバレッジを効かせた取引ができるのに対し、株式投資の場合は最大で3倍ほどのレバレッジ効果しかありません。
配当金が出るタイプの株式を購入した場合も、支払われるのは半年に1回のケースが多いです。
家賃収入を毎月得られる不動産投資と比較すると、物足りないと感じる方もいらっしゃるでしょう。

株式投資と不動産投資の比較ではどちらがおすすめ?

株式投資と不動産投資の比較ではどちらがおすすめ?

投資の鉄則は「長期・積み立て・分散」の3つです。
そのため、基本的には長期的な視野で不動産投資もおこないながら、分散して株式積み立ての投資もおこなうことをおすすめします。
しかし、手元にある資金のうち、どちらに比重を置いて投資をしたほうが良いか迷う方もいらっしゃるでしょう。
そこで、最後に不動産投資がおすすめのタイプと株式投資がおすすめのタイプをそれぞれ解説します。

不動産投資がおすすめのタイプ

不動産投資は前章でも述べたとおり、価格変動が緩やかなため、中長期的に安定した資産運用ができます。
マンションやアパートを購入して賃貸物件として運用すれば、老後も年金代わりに毎月の家賃収入を得られるため「老後に備えて安定した資産運用がしたい」方におすすめです。
また、管理会社に委託すれば、管理の手間がかからずに賃貸経営することも可能です。
働き盛りのサラリーマンでも副業として始めることができるため「毎月現金収入を得たい」方や「なるべく手間をかけずに資産運用したい」方にも向いているといえます。
さらに手元の自己資金が少ない方でも、投資用ローンを活用すればレバレッジの効いた投資ができるため、おすすめです。

株式投資がおすすめのタイプ

物件によっては高額となる不動産と比較して、株式は小額から始めることができるため「小額から手軽に投資したい」という投資初心者の方におすすめです。
ただし、株式によっては価格変動が激しく、ハイリスクのためご注意ください。
信用取引でレバレッジを効かせれば短期的に大きな収益を狙うこともできるため「ハイリスク・ハイリターンの投資がしたい」方にもおすすめです。
スマートフォンからも簡単にリアルタイムで売買できるため「時間をかけずに売買をしたい」方にも向いているでしょう。
不動産投資と並行して株式投資もおこないたい場合は、毎月数万円からの積み立て投資なら、リスクを分散して中長期的に投資できるため、おすすめです。

まとめ

不動産投資は、価格変動が緩やかで中長期的に安定した資産運用ができる点や、ローンを活用してレバレッジの効いた取引ができる点がメリットです。
一方の株式投資のメリットには、流動性が高く、スマートフォンからでもリアルタイムに取引できる点が挙げられます。
そのため、株式投資は少額から投資を始めたい方や、リスクとリターンのある投資をしたい方に向いているでしょう。
一方、老後の備えとして資産運用をしたい場合や、毎月安定した収入を得たい場合は、不動産投資のほうがおすすめです。
不動産投資にあたって物件選びに迷う方は、弊社までお気軽にご相談ください。

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