購入向けコラム

住宅ローンにおける頭金はなしが良い?メリット・デメリットをご紹介

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不動産の購入は大きな買い物であるため、住宅ローンの契約をお考えの方も多いかと思います。
そして、住宅ローンには「頭金」があり、用意すべきかどうかは重要な事項です。
そこで、ここでは住宅ローンで頭金なしとありのどちらが良いのかについてメリット・デメリットをご紹介します。
不動産の購入をご検討中の方は、ぜひご確認ください。

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住宅ローンにおける頭金とは

住宅ローンにおける頭金とは

そもそも、頭金とはどのようなものを指すのでしょうか。
また、住宅ローンを契約する際にはどのぐらいの頭金を用意すれば良いのでしょうか。
まずはこちらから確認していきましょう。

頭金とは

まず、頭金とは手持ちの資金から支払うお金であり、購入費用の1部として出資します。
たとえば、5,000万円の不動産を購入する際、頭金を500万円とすると残りの4,500万円を住宅ローンによって返済していくのです。
ですので、頭金は自己資金であり、不動産の購入費用に充てるものであると認識しておきましょう。
また、自己資金はこれだけでなく印紙税などの手数料もかかってきます。
不動産を購入する際はどのぐらいの手数料がかかり、自己資金はどのぐらい出すべきなのかどうかを事前に考えておきましょう。

頭金の平均額

では、実際に不動産を購入した方はどのぐらいの頭金を出しているのでしょうか。
住宅金融支援機構が公表している2018年度の調査では以下のようになっています。

●注文住宅:636.5万円(購入費用に対する頭金の割合18.7%)
●土地付き注文住宅:447.0万円(10.9%)
●建売住宅:293.2万円(8.5%)
●マンション:714.1万円(16.1%)
●中古戸建:203.0万円(8.2%)
●中古マンション:310.5万円(10.4%)


ここからわかるとおり、頭金を用意する場合は決して少なくはないお金がかかってきます。
また、比較的マンションと注文住宅の場合は頭金の金額が大きいです。
まずは自分が購入を考えている不動産の形態を確認し、当てはまるものを確認していきましょう。

頭金はなしでも住宅ローンは契約できる?

結論から申し上げますと、頭金はなしでも住宅ローンを組むことはできます。

実は、低金利が続いている現代では頭金なしとしている方が増えており、スタンダードなものになりつつあるのです。
住宅ローンの金利変動を確認するとこれからも低金利が続く可能性が高いため、頭金なしでの住宅ローン契約はこれからも有効であると言えます。
では、なぜ低金利であると頭金はなしのほうが良いのでしょうか。
また、頭金なしで住宅ローンを契約するとどのようなメリット・デメリットが出てくるのでしょうか。
次にこれらを確認し、自分なしとありのどちらで住宅ローンを契約するのか考えていきましょう。

頭金なしで住宅ローンを契約するメリットとは

頭金なしで住宅ローンを契約するメリットとは

まずは代表的なメリットを確認し、自分に当てはまるものであるかどうか確認していきましょう。
もし、夫婦など複数人で不動産を購入する場合はみんなで話し合うことをおすすめいたします。

メリット①住宅ローン控除を効率的に活用できる

住宅ローン控除とは、その年度の住宅ローン残高の0.7%(2022年以降)が所得税などから控除される制度です。

このように控除額はローン残高によって計算されるため、ローン残高が大きいほど控除額が大きくなります。
そして、頭金を出すと住宅ローンの借り入れ額(残高)が少なくなるため、控除額も小さくなってしまうのです。
そのため、控除を最大限に活用したい場合は頭金なしがメリットになります。

メリット②自己資金が少なく済む

頭金なしでの契約では自己資金が諸費用のみになるため、比較的早く不動産を購入することが可能です。
そして、比較的早い不動産の購入は「買い逃し」につながります。
買い逃しとは、購入費用を貯めている間にその不動産が買われてしまう現象を指し、できるだけ避けていくことが望ましいです。
自己資金が少なく済むことは不動産が他の方に買われてしまう買い逃しを解消しやすいといったメリットがあることを認識しておきましょう。
こちらのメリットはある1つの不動産が強く欲しいと感じている方にほど発揮されるメリットです。

メリット③生活費や教育資金に回せられる

頭金なしでの契約は自己資金を小さくすることができるのでした。
そして、自己資金を小さくすることができるため、その浮いた現金を生活費や教育資金に回すことができるのです。
そのため、不動産購入前後でお子さんの進学などがある場合は頭金なしがおすすめになります。
不動産購入は自分のことだけでなく、周囲の方のことも考えながら進めていきましょう。

頭金なしで住宅ローンを契約するデメリットとは

頭金なしで住宅ローンを契約するデメリットとは

ここまで頭金なしで住宅ローンを契約するメリットをご紹介しました。
しかし、頭金なしは同時にいくつかのデメリットも出てきます。
住宅ローンを契約する前に必ずデメリットについても確認し、自分にとってはどちらのほうが大きいのか確認していきましょう。

デメリット①住宅ローン審査にとおりづらくなる

住宅ローンの審査では返済能力をもっとも重視して審査を進めていきます。

そして、頭金なしにすると必然的に借り入れ額が大きくなってしまうため、審査条件が厳しくなってしまうのです。
そのため、頭金なしで住宅ローンを契約する場合、収入面で余裕を持っておかなければならないことがデメリットになります。
その他にも審査項目には年齢や借り入れ期間などもあるため、契約する住宅ローンそれぞれで要件をしっかりと確認しておきましょう。

デメリット②返済総額が増える

住宅ローンには返済額と同時に金利も返済していきます。
そして、金利はローン残高の何%と決定されるため、ローン残高が大きいほど金利額も大きくなるのです。
しかし、前述のように住宅ローン控除が効率的になるメリットもありました。
ですので、こちらのデメリットは金利の増額と控除額のバランスを考えてどちらのほうが大きいのか考えなければなりません。
計算方法などが難しい場合はお気軽にお問い合わせください。

デメリット③返済期間が長くなりやすい

頭金なしはローン額が大きくなるため返済期間も長くなりやすいです。
ここで注意点になるのが、定年退職後にも返済期間が入ってきているかどうかになります。
定年退職後は収入ががくんと下がり、今までのように返済することが難しいことが少なくありません。
返済期間はできるだけ定年前に設定し、無理がない返済計画を立てていきましょう。

デメリット④不動産売却でローン完済ができない可能性がある

住宅ローンでの不動産購入は、不動産を返済の担保とする抵当権が付けられます。
そのため、不動産売却の際には住宅ローンを完済し、抵当権を外さなければ売却がおこなえません。
そして、住宅ローンの完済は不動産売却によっておこなうことがありますが、頭金なしでは借り入れ額が大きいことから完済ができない可能性があるのです。
将来、転勤などで引っ越しが必要不可欠になる場合もあるため、今後どのようなイベントが起こり得るのかはしっかりと考えておきましょう。
もし、ライフイベントや抵当権についてご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

まとめ

今回は住宅ローンで頭金なしにするメリット・デメリットをご紹介しました。
頭金はなしだと現時点での費用は抑えることができますが、将来的には支払総額が大きくなってしまいます。
自分がどちらを重視するのかを考え、適切なほうを選んでいきましょう。

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