購入向けコラム

住宅ローンで親子リレーはおすすめ?仕組みやメリット・注意点をご紹介

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不動産は大きな買い物であるため、住宅ローンを組むことが多いです。
しかし、ローンには多くの種類があるため、自分に合ったものを選ばなければなりません。
そこで、ここでは親子リレーローンはどのような仕組みであるのかにくわえ、メリット、注意点をご紹介します。
不動産購入にて住宅ローンの契約をご検討中の方は、ぜひご確認ください。

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親子リレーローンの仕組み

親子リレーローンの仕組み

そもそも、親子リレーローンの仕組みはどのようになっているのでしょうか。
ここでは仕組みにくわえ、利用できる条件や利用開始までの流れについてもご紹介していますので、そちらについてもぜひご確認ください。

親子リレーローンの仕組み

親子リレーローンとは名称からもわかるとおり、親と子の二人でローンを組む住宅ローンです。

ただし、親と子一緒に返していくのではなく、最初は親が返していき、その後は子が返していくといった仕組みになります。
たとえば、住宅ローンの返済期間が40年であれば、最初の25年は親が返済、残りの15年は子が返済といった仕組みです。
親子リレーローンは住宅支援機構のフラット35や他の金融機関でも用意されており、比較的利用がおこないやすい住宅ローンになっています。
ただし、親子リレーローンはどなたでも利用できるものではなく、いくつかの条件を満たすことが必要です。
仕組みの次には利用するための条件を確認し、自分たちはそれを満たしているのかどうか確認していきましょう。

親子リレーローンの利用条件

親子リレーローンには主に4つの条件が設定されています。
まず1つ目は同居についての条件です。
親子リレーローンは契約する金融機関によってはいつか同居の予定がある方といった条件があります。
ただし、同居が条件でない場合もあり、契約先それぞれで確認することが必要です。
2つ目の条件は収入になります。
収入は他の住宅ローンでも見られることが多いですが、親子リレーローンでは親子ともに収入が見られることが特徴です。
具体的に必要な収入額は契約先によって異なるため注意が必要になります。
また、収入額が大きくても転職後すぐなどは条件を満たしていないとされることもあります。
こちらについても親子どちらも共通です。
3つ目の条件は団信(団体信用生命保険)になります。
親子リレーローンでは原則、親か子もしくは両方が団信への加入が義務付けられているのです。
団信は契約者が死亡してしまった際に住宅ローンの残額が弁済される制度になります。
誰に対して加入義務があるのかは契約それぞれで確認が必要です。
最後の条件は年齢になります。
年齢は子が満20歳以上であり親が満70歳以下であることなど、子に関しては下限が、親に関しては上限が定められていることが一般的です。
具体的な年齢に関しては契約先それぞれで異なります。
このように条件は4つのものがありますが、それぞれの具体的な数値は契約先によって異なります。
条件を満たしているかどうかは各金融機関に必ず確認をお取りください。

利用開始までの流れ

親子リレーローンの流れは他の住宅ローンとそれほど変わりがありません。
具体的には住宅ローンの申請、仮審査、本審査、契約、融資といった流れです。
その後は前述のように親が返済をしていき、一定年経過後に子が返済していきます。
まずは契約先の決定をし、資料もしくは口頭で説明を受けていきましょう。

住宅ローンで親子リレーローンを利用するメリット

住宅ローンで親子リレーローンを利用するメリット

住宅ローンの親子リレーローンを利用するメリットには主に4つのものがあります。
ここでそれぞれを確認し、これらメリットが自分に当てはまるのかどうか親子それぞれで確認していきましょう。

メリット①親と子で控除を受けられる

住宅ローンにはさまざまな控除制度があります。
控除制度を利用すると所得税・住民税が減額されるため、利用できるのであれば利用しておくことがおすすめです。

そして、親子リレーローンでは控除を親と子それぞれで受けることができます。
たとえば、住宅ローンの残高の上限金額(借り入れ限度額)が3,000万円であり3,000万円特別控除を利用する場合、0.7%の21万円が控除額です。
そして、親子リレーローンでは親と子で受けられるため、42万円が控除されます。
このように親子リレーローンは控除額を大きくすることができるため、控除額を重視する方におすすめです。

メリット②月々の返済額が抑えられる

親子リレーローンは最初は親、その後は子が返済をしていくため、返済期間が長くなることが多いです。
そのため、比較的月々の返済額を下げることができます。
当初は余裕を持っていたのに、後々に返済額が厳しくなることも少なくありません。
そのため、月々の返済額はなるべく抑えておくことがおすすめです。
親子リレーローンを利用する場合は無理のない返済額を考えておきましょう。

メリット③親が高齢でもローン審査にとおりやすい

通常、高齢であると返済が厳しいとみなされ、ローン審査にとおらないことがあります。
しかし、親子リレーローンは親の次に子が返済していくため、親が高齢でも審査にとおりやすいのです。
他の住宅ローンがネックとなっているのであれば、親子リレーローンの利用を検討していきましょう。

メリット④借り入れ可能額が大きくなる

返済能力は収入で考えられるため、収入と借り入れ額は大きく関係しています。
そして、親子リレーローンでは親子の収入を合わせて考えていくのでした。

そのため、親子リレーローンは借り入れ額が大きくなりやすく、より良い不動産に住むことができるようになるのです。
もし、希望している借り入れ額が高額な場合は親子リレーローンを利用したほうが良いのか考えていきましょう。

親子リレーローンの注意点

親子リレーローンの注意点

ここまで親子リレーローンのメリットをご紹介しましたが、同時にいくつかの注意点も出てきます。
メリットだけでなく注意点についても必ず確認し、利用すべきかどうか確認していきましょう。

注意点①親の債務が子に残る可能性がある

前述のように親子リレーローンは団信への加入が義務付けられています。
しかし、団信へ加入しているのが子だけであり、親は加入していない場合どうなるでしょうか。
この場合、親が死亡してしまうと残りの返済額は子に移り、債務を引き継がなければなりません。
そのため、団信が子だけである場合は生命保険などに加入しておくことがおすすめです。
亡くなってしまうことも事前に考え、負担が大きくなりすぎないように考えておきましょう。

注意点②結婚や転勤時に新たな住宅ローンを組むことができない

親子リレーローンにおいて子は基本的に親の連帯債務者となっています。
そのため、子が別に新たにローンを組もうとするとハードルが上がり、契約ができない可能性があるのです。
このことは子がこれから結婚や転勤の予定があり、不動産を購入するかもしれない場合はこちらの注意点を認識しておかなければなりません。
親子リレーローンを組む際は今後のライフイベントについてもしっかりと考えておきましょう。

注意点③相続時にトラブルとなる可能性がある

親子リレーローンで購入した不動産は相続遺産の対象となります。
そのため、子が複数いる場合は誰が相続とするのかを決めなければなりません。
そして、相続する子が連帯債務者となっていない場合、なぜ連帯債務者でなくその方なのかとトラブルにつながる可能性があるのです。
不動産は大きな相続遺産であるため、その場で話し合いをしていくのではなく、事前に決めておくことをおすすめいたします。
具体的な取り決め方が分からない場合は弁護士など専門家へ相談しながら進めていきましょう。

まとめ

今回は親子リレーローンの仕組み、メリット、注意点をご紹介しました。
親子リレーローンはさまざまなメリットがある一方で注意点も出てきます。
利用する際は必ず両方を確認し、自分たちに合っているのか親子でしっかりと話し合っていきましょう。

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